iPhoneは、従来はバッテリー残量を常時パーセンテージ表示することができましたが、iPhone Xはできません。この解決方法を解説します。
これまでのiPhoneのバッテリー残量表示方法
iPhoneは、右上に電池マークが表示されており、ここでおおよその雑な残量を推測することができます。
従来のiPhone(iPhone 7 / 7 Plus)は、当然のごとく一般的なAndroidスマートフォンと同様、バッテリー残量を常にパーセント表示できました。方法は以下の通り。
- 設定→バッテリー→バッテリー残量(%)をオンに
iPhone Xでは無理、原因は「ノッチ」
iPhone Xの場合、この方法を用いるのは不可能です。設定画面から「バッテリー残量(%)」が消滅しています。原因は「ノッチ(センサー類を配置したことによってできた切り欠き)」だと思われます。
しかし電池残量すら正確に表示できないという信じられない仕様は、ガラケーじゃあるまいし、スマートフォンとしてちょっと考えられないと思います。電池アイコンの代わりに、電池残量のパーセントを置くような設定でもあればいいのですが。ここは今後のソフトウェアアップデートでの改善に期待したいところ。
以下の方法で、パーセンテージで電池残量を確認することができます。
Siriに訊く
サイドボタン長押しで、音声アシスタントSiriを呼び出してパーセンテージで電池残量を確認することができます。
コントロールセンターを開く
ノッチよりも右側の領域を、下方向にフリックすることで、コントロールセンターを引き下げてくることができます。
一手間かかりますが、電池アイコンの横に、パーセンテージでの詳細な電池残量が表示されます。
充電する
充電中、ロック画面にも表示されます。
つまり従来のiPhoneやAndroidスマートフォンのような常時表示はできないものの、確認自体はできるということです。ご参考までに。