中国でスマホの信者論争が話題
iPhoneユーザーとXperiaあるいはGalaxyユーザー、任天堂とソニーなど、「信者」と「アンチ」は表裏一体。
個人主義が強い中国では、そんなものはない……はずがなく、スマホのブランドが確立してきたのとともに、各ブランド信者同士の煽り合いが発生しているようです。
「どのスマホを使っていても馬鹿にされる?こんな蔑視チャートがあった!」という記事が新浪看点にて紹介されていたので、ご紹介します。
Index
アップルユーザーはアンドロイドユーザーをバカにする
iPhoneユーザーはAndroidスマホのユーザーをバカにするそうです。根本的な理由は「フリーズするから」にあるそうです。新浪看点は「最近のアンドロイドもフリーズしなくなったのでは?しかし全体的にいって、アンドロイドはサクサクさで少し劣る」と品評しています。
この構図は日本と同じですが、日本では性能というより、iPhoneが「普通」になってしまっているので、理由は異なるようですね。
ハイスペスマホのユーザーは、デザイン性重視のスマホをバカにする
高性能なスマートフォンの愛用者は、「学も教養もない人間ぐらいしか、こんな見掛け倒しものを買わない」と言って、デザイン重視のスマートフォンのユーザーを嘲笑するそうです。日本だとロースペック・モデルは往々にしてデザインも安っぽいので、同じ状況は見当たりませんが、気持ちは非常によくわかるというか、煽りコメントの例を十個くらい思いつきました。
特に、Xiaomi(小米)ユーザーは、OV(Oppo & vivo)をバカにしているようです。
OVユーザーは紅米をバカにする
XiaomiはMiシリーズなどとは別に、価格の安さでインパクトのあるローエンドブランドとして「紅米(Redmi)」を展開しています。
しかしOPPOのユーザーは、「紅米は雑すぎる。最近は性能も過剰。何でもいいからカッコいいのが欲しいのに、不細工すぎる。使うやつはバカ」と見ているそうです。
「Xiaomi」VS「OV」、なんというか、オタク対リア充……いえ、なんでもありません。
華為ユーザーは他の全ブランドをバカにする
中国のHuaweiユーザーは、他の全てのブランドをバカにしているそうです。
これは「愛国ビジネス・パーソンは、華為を使うべし」ということによるもの。航空会社の「ナショナルフラッグ・キャリア」ならぬ「ナショナルフラッグ・スマホ」、なんとなく理解できますね。
その他
ほかにも、「指紋センサーが背面のモデルはあり得ない」「なぜ今時デュアルSIMにしないのか」などの意見が紹介されています。
選択肢が多いと、「どのスマホを使用するか」にも個性が表れるようですね。とりあえず、Xiaomiはコスパがいいそうです。