2017年8月、TCL幹部は、TCLが2018年にPalmブランドのスマートフォンを発売する準備を進めていると述べましたが、これの続報です。
海外ブログ「Android Police」は、信頼できる情報源から得た情報として、Palmブランドのスマートフォンの1つが、Verizon Wirelessから2018年後半に発売されると伝えました。
現時点では機種の詳細までは不明としつつも、OSにはAndroidを採用しているとしています。
Palmといえば電子手帳の老舗であり、スマートフォンの先駆者です。Verizonは北米の携帯キャリアで、Palmの長年に渡るパートナーでした。Palm Treoや、webOS採用のPalm Preなどを投入していました。
Palm Pre 3もVerizonから投入予定でしたが、Palmが米HPに買収され、HP Pre 3に変更されたことにより、投入がキャンセルされた経緯があります。その後Palmブランドのスマートフォンは終了し、webOSもLGの手に渡り、現在はLGのテレビや冷蔵庫などの家電製品でのみ稼働しています。
TCLは2015年にPalmブランドの権利を取得。現在に至るまで実際の「TCL製Palmスマホ」はまだ出ていません。TCLは中国メーカーで、最近はAndroid採用のBlackBerryも製造しています。