AppBankの「マックスむらい」さんが、「SPINDLE(スピンドル)」主催の仮想通貨イベントを宣伝していました。
イベントに自ら登壇するとし、4月20日付でわざわざAppBank株式会社としてプレスリリースまで打っていました。
AppBank株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長CEO:宮下泰明、証券コード:6177)は、2018年5月1日(火)に幕張メッセ国際展示場にて開催される大型カンファレンス『BLOCK ONE powered by SPINDLE』への登壇が決定したことをお知らせいたします。
『BLOCK ONE powered by SPINDLE』とは
クリプトカレンシーの未来を語る大型カンファレンスにスペシャルゲストの一人として『マックスむらい』が登壇いたします。こちらは、仮想通貨『SPINDLE』ホルダーだけでなく、仮想通貨ユーザーや仮想通貨に興味のある方、どなたでも参加可能な無料カンファレンスとなっております。当日は、SPINDLE Chief Strategistである『GACKT OSHIRO』の他、国内外のパートナーが一同に参席。また、来場者向けの『Conference Airdrop Program』を合わせて実施予定です。入場は無料となりますが、予め無料参加の受付フォームへのご登録をお願いいたします。
※ご登録が無い場合、当日入場可能者数を大きく超えた際は、登録ユーザーを優先とさせていただきますので、立ち見、入場規制の対象になることがあります。
※Airdrop:希望者へ無料で仮想通貨を配付すること。
クリプトカレンシーの未来を語る大型カンファレンス 『BLOCK ONE powered by SPINDLE』に マックスむらい登壇決定!
SPINDLEは、芸能人のGACKTさんが推進するICO。以前から資金決済法・金融商品取引法上問題があるとも指摘されていました。
そもそも仮想通貨ですらないとの指摘も。
マックスむらいさんは、YouTubeのAppBank公式チャンネル上で芸能人のGACKTさんと共演した動画をアップロードしました。
この動画は急上昇ランク2位になるなど、YouTube上で大きな人気を博していたようです。再生回数は110万回以上。PR動画のように見えますが、動画にはPR表記がありませんでした。AppBankの事業としてSPINDLEを取り扱っていくのでしょうか。
子供の視聴者が多いであろうマックスむらいさんが果たしてこういう動画を上げてしまって視聴者は大丈夫なのだろうか、イベントへの登壇や宣伝は問題はないのだろうか?AppBankの認識を確認するため広報に「資金決済法・金融商品取引法に抵触する疑いも指摘されていたSPINDLEのイベントに登壇することはコンプライアンス上の問題はないのか」と質問したところ、IR担当名義で回答がありました。
SPINDLEの法的位置付けにつきましては、
弊社がその認識をお答えできる立場にはありません。
SPINDLE事務局様による公式発表(平成30年1月8日付け法務意見書等)をご確認ください。
なお、『BLOCK ONE powered by SPINDLE』に弊社取締役がゲスト出演することにつきましては、
もとより法的な問題は存在しないものと考えております。
あくまでSPINDLE側が発表している法解釈に基づくとしているようです。
また、動画はPRなのかとの質問には以下の回答がありました。
ご列挙の動画は、PRの機能は有しておらず、
通常の視聴者向け動画として公開したものです。
PRではないとすれば、やはりSPINDLEとの利害関係のある事業をAppBankが行っていく予定があるのでしょうか。これに関する回答は以下。
事業展開に関しましては、内容の如何を問わず、
インサイダー情報に該当する可能性があるものとして、回答を控えさせていただいております。
なお、公表すべき事実が発生した場合は、適切に開示させていただきます。
なお、このマックスむらいさんが宣伝したイベントは、開催延期となったようです。理由は「3000人の会場キャパシティーに対し、イベント登録フォームに1万2千件以上の応募があ」ったため。やはりYouTube上に公開されたマックスむらいさんの動画が大きな宣伝として効果があったのかもしれません。