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交通事故の原因は脇見スマホ、LINEの閲覧を促した男性が書類送検

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 名神高速道路上り線で3月に大型トラックが観光バスに突っ込み、追突したトラックの運転手は死亡、観光バスの乗客らに怪我人が出る事故がありました。

 今回特徴的なのは、トラックを脇見運転をしていた男性運転手を自動車運転処罰法違反(過失傷害)で容疑者死亡のまま書類送検されたほか、男性運転手のスマホに電話をするなどしていた男性に、脇見運転を助長したとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)のほう助で書類送検されたことです。

 ほう助の罪で書類送検された男性は、男性運転手がトラックを運転していることを知っていながら、男性運転手に電話をかけ、通話を続けた他、LINEで画像2枚送り、閲覧するように促したとされていますが、今回のようにほう助の罪で摘発を受けるのは珍しいとされています。

運転中のスマホ。ダメ絶対!!

 過去には車の運転中に、スマホのゲームをしていたところ、85歳の女性をはねて死亡させる痛ましい事件がありました。危険であることは広く周知されていますが、それでもこのような使い方をしている方をちらほら見かける機会があります。

 また、車ではなく自転車でもスマホを触りながらフラフラと運転している人もおり、こちらも大変危険です。筆者自身も過去にこのような人と接触事故を起こしかけたことがありました。

 スマホは便利な道具ですが、ナビとして使う場合は必ず専用のマウントを設置すること。メールを書きながら、LINEを見ながらの運転なんてもっての外です。今回では、ほう助という形で、連絡をしていた相手が書類送検されていますが、連絡をしている相手が、車を運転している場合や、自転車に乗っている場合は「後ほどかけ直す」といって、速やかに通話を切るようにしましょう。

情報元岐阜新聞
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