ついに発売されたAppleの新型左右独立ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」。本日の朝、受け取りました。開封とかんたんなファーストインプレッションをお届けします。
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AirPods Proの外観をレビュー
開封
背面には開けた状態でのAirPods Proが印刷されています。開けていきます。
近年のAppleは開けたら製品ではなく、この「Design by Apple in California」表記が先にきます。
おむつのようにくるまれたAirPods Proがでてきます。
今回より、AirPods Proに同梱されるLightningケーブルはUSB Type-Cのものになりました。Proがつく製品はUSB Type-Cケーブルを同梱するようですね。
中央にある見慣れないもの、これはつつみを開けていくと……?
イヤーピースが同梱されています。デフォルトでMが装着されており、こちらにはSとLが入っています。交換は従来のカナル式とことなり、ぷちっともぎ取る感じです。
メッシュもイヤーピースについてくるので、本体を衛生的に使えそう。
ケース
本体は従来より横長のスタイル。第2世代からは当たり前になったフロントのLEDインジケータです。ワイヤレス充電時にステータスがわかるよう、正面に変更されてます。
初代では光沢のあるステンレスでしたが、AirPods Proではマット調のステンレスに。
下部にはLightning端子が搭載されています。
開けるとこんな感じ。
初代AirPodsやライバルWF-1000XM3をまじえた比較
初代AirPodsとSONY WF-1000XM3と比較。AirPodsよりは大きくなっているものの、SONYのWF-1000XM3よりは小さいです。手にとったときの感じも思っていたより小さくてこれならポケットに入れておけます。
操作方法も変更され、柄の部分を握るように操作します。
内側のマイクとセンサーの部分が一体化したことにより黒の部分が増えています。ちょっとパンダみたいでかわいい。
初代AirPodsとAirPods Pro、SONY WF-1000XM3を上から比較。AirPods Proのコンパクトさが際立ちます。
横からみてもAirPods Proがものすごくコンパクトです。WF-1000XM3はすこし大きく感じます。
AirPods Proを実際に使ってみる
初期設定
ではiPhoneとペアリングしていきます。AirPodsの蓋を開けると画面の下からにゅるっと出てきます。接続をタップするだけで接続は完了。相変わらずAirPodsはペアリングが楽でいいですね。
接続して、設定→Bluetooth→AirPods Proの右側のiのアイコンをタップすると詳細の設定が行えます。その中でも注目機能のイヤーチップ装着状態テストを試してみます。
耳に装着した状態で再生ボタンを押すと自動的に装着状態のテストが始まります。テストはAppleが用意したテスト用の音源が数十秒ほど流れて終わると自動的に結果に移行します。
きちんと密閉されていると右側のように「密閉されています」表記になりますが、すこしゆるい、きちんと装着されていない状態だと左側のような表示になります。この場合は耳への装着を確かめるか、イヤーチップを交換する必要があります。これで両耳ともテストをクリアすると、良い状態でノイズキャンセリングが体感できます。
ノイズキャンセルと外音取り込み
ノイズキャンセリングや外音取り込み機能はコントロールセンターのボリュームの項目からかんたんに変更ができます。WF-1000XM3と違い、切り替えても音楽は途切れることなく、スムーズに切り替わります。
使用感をかんたんながら。ノイズキャンセリングは思っていたよりすごいです。部屋の音が打ち消されました。ファンの音や周りの音、しっかり打ち消されました。WF-1000XM3と比較してもいい勝負すると思います。そしてSONYのノイズキャンセリングにありがちな圧迫感が圧倒的に少なく、気持ちよく使えます。これはすごい。
外部音取り込み機能は、SONYのヘッドホンやワイヤレスイヤホンでも搭載されている、アンビエントサウンドモードがありますが、これは若干の遅れがあるのかやや気持ち悪く感じるときがありましたが、AirPodsは大きく違和感を感じることはありませんでした。自然で、AirPods Proを外したときに「ああ、生音とはちょっと違うな」と感じる程度です。
これからSONYのWF-1000XM3と比較しつつ、いろんなシーンで使っていきたいと思います。また近日詳細のレビューを書きますのでご期待ください。