世界のGalaxy S10シリーズにアップデートが提供され始めています。このアップデートは、カメラ機能をNote10シリーズと同等レベルの性能まで引き上げ、またSamsung DeXがWindowsやMac上で使えるようになります。
docomo版(SC-03L、SC-04L)には本日配信され、au版(SCV41、SCV42)には近日中の配信が予定されています。
アップデートの内容についてご紹介します。
Index
ノートパソコンをSamsung DeX化!
Windows PCにUSBケーブルで接続すると、DeXモードを起動できるようになりました。
本来のDeX機能と何ら変わりはありませんが、ノートPC等についているキーボードがそのまま使えたりと、便利になりました。(ただし、DeXは使った印象として動作がもっさりしていて安定もしていないのでわざわざWindowsでDeXを使う意味はないと思います)
Windowsの基本的なショートカットキーもそのまま使うことができました。
カメラ機能の向上
ソフトウェアが改善され、一部の機能が追加されました。
ライブフォーカスビデオ(インカメラ/アウトカメラ)
インカメラでもアウトカメラでも使うことができますが、顔が認識されていることが必要で、何にでも使えるというわけではありませんが、被写体の背景をぼかした動画を撮影することができます。
インカメラでもナイトモード撮影
今まではアウトカメラに限られていたナイトモード撮影機能ですが、インカメラにも対応しました。しかし、アウトカメラと比較するとかなり微妙なので、使う機会は限られるかなと思います。
AR手書き機能の追加
Galaxy Note10の最大の売りといっても過言ではないAR手書き機能がGalaxy S10にも実装されます。Sペンがないので緻密に描くことは難しいかもしれませんが、遊びとして十分に楽しめます。
Video Editorの追加
いままでのGalaxyでは動画編集は1つの動画のトリミング、文字入れ、スタンプ貼り付け等に限られていましたが、複数の動画クリップを用いた編集に対応し、さらにエフェクトや文字入れ等も効果的に行えるようになりました。
Link to Windowsの機能追加
WindowsPCと連携されるようになり、最新の画像やスクリーンショットが共有されるようになりました。
また、他にものSMSメッセージを送信したり、通知の管理を行うことができます。スマートフォンの画面をミラーリング、操作することもできます。
さらなるアップデートも!
後日、追加のアップデートも予定されています。Appleの「Slofie(インカメラでのスローモーションセルフィー)」に相当する機能や、メディア再生中の他機器間の途切れないシームレスな接続を実現する「メディアとデバイスタブ」などです。
最新機種の限定機能をすぐに前モデルにも配信してくれるのがGalaxyのいいところですよね。今後も「One UI 2.0」のアップデートなどが予定されており、今後のアップデートにも期待が持てそうです。