LINE株式会社は、2019年下期の「インターネットの利用環境に関する調査」の結果を発表しました。
調査サンプルは15〜59歳の男女、計797サンプル。抽出方法は住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て。方法は調査員による個別訪問留置調査。調査期間は2019年10月。
日常的なインターネットの利用環境は、引き続いて「スマホのみ」での利用が最多。スマホとPCを組み合わせて使う人より多いんですね。
一方でスマホ・PCでのインターネット利用なしは、全体の4%となり、過去最低に。
女性では59%、男性では40%が「スマホのみ」利用となっており、女性の方が非PC率が高くなっています。ただし、男女ともに「スマホ+PC」での利用が前回調査から増加しており、全体で6pt増加しています。
スマホ利用は過去3回の調査で徐々に増加。全体で、2018年10月調査では90%、2019年4月調査では92%、今回調査では93%がスマホでインターネットを利用しています。
スマホ+PCに大きな揺り戻しが確認できたのが面白いところですね。推測ですが、働き方改革によるノートPCの推進、より高品位なゲームやVRを求める場合にPCが必要になる、生産や創作には依然としてPCが優位といった、昨今のPCを巡る情勢の変化も関連があるのでしょうか。
5G普及によって、ノートPCのモバイルネットワーク接続が当然のものへとなっていく動きも予想されます。今後どうなっていくのか楽しみですね。
いずれにしても、インターネット利用のないユーザーというのは今後も0に近付いていくでしょう。