2月4日、Google JapanはPixel 4のMotion Senseが日本国内で順次提供されることを発表しました。
昨年10月より販売中のGoogle Pixel 4。日本では、目玉機能の一つであるジェスチャ操作「Motion Sense」が利用ができない状況でした。2020年春に提供と告知されていましたが、ついにやってきました!
Motion Senseでは、手をかざすことによる左右へのスワイプ操作が可能になります。現在は音楽アプリでの曲送りや曲戻しの操作に対応しています。
ほかに、ユーザーの手が近づいたことを検知してアラームや着信の音量を自動的に下げる、ロック画面を表示するといった機能も実現しています。
これは、ディスプレイ上部に埋め込まれたセンサーが実現してくれるもので、今回のアップデートにより顔認証もさらに高速になります。手を伸ばすだけで、本体を持つ前から顔認証解除センサーが有効になり、高速な顔認証でのロック解除を実現しています。
Motion Senseによって、タッチ操作よりも感覚的に操作できるようになります。現状は対応アプリが多くなく、スワイプでの操作は使う機会が少ないかもしれません。
利便性を感じるシーンとしては、両手が塞がっている料理中、通知や時間などを少し確認したいタイミングなどが挙げられるかと思います。対応アプリが増えていくと、より快適に利用できるようになりそうです。
Motion Senseとあわせて、新しいGoogleアシスタントもアナウンスされています。これまでは全ての処理をクラウドで行っていたものを、一部スマートフォン本体で処理することで、より高速にタスクを実行できるように進化。
Motion Sense、新しいGoogleアシスタント、どちらも順次提供されるソフトウェアアップデートによって利用できるようになります。