2020年1月27日、Huawei Japanの通信端末「LIO-N29」が技術基準適合証明を取得したことがわかりました。認証番号は「018-190398」。
LIO-N29は、昨年秋にリリースされたHuawei Mate 30 Pro 5Gの国際版モデルの型番にあたります。ミリ波対応、Sub6には非対応。
携帯大手三社は2020年3月以降、商用5Gサービスを開始する見通し。それにあわせて国際版モデルを日本市場に投入する意向があるのでしょう。
ただし国際版モデルであることから、FeliCaは搭載していないものと見られます。Huaweiは米国の制裁対象であること、そして西側のAndroidスマホで事実上の基幹サービスとなっているGoogleのGMSが利用できないことから、国内携帯大手キャリアでの取り扱いは不透明。おそらく実際に投入されるとしてもSIMフリーでの販売になるものと考えられます。
販路が限られるだけでなくHMSやHuawei APPGalleryの利用に限定されるため、一般ユーザーにどれだけ訴求できるかは未知数です。