Apple関連情報に精通した海外情報サイト「9to5Mac」は、Appleが現在テスト中のiOS 13.4 betaのシステムコードに新たなCarKey APIを発見しました。これはAppleがiOSのインターネット経由でのOSリカバリー(復旧)に取り組んでいることを示す証拠だといいます。
OSリカバリーでは、iPhone / iPad / その他Apple製品を、PCに接続すること無く復元できる可能性があるとします。ネット経由でOSを再インストールするmacOS Internet Recoveryと同じように動作するだろうと推測。
しかし機能はまだ開発中であり、システムでアクセスすることは出来ず、正式実装されない可能性もあり、まだまだ開発中の断片からの推定に過ぎません。まもなく利用可能になるのか、iOS 14向けのテストなのかはわかりません。
iPhone / iPadの動作が停止した場合、Macなどのパソコンと有線接続し、デバイスのファームウェアを復元する必要があります。これを無線で行えるようにするのでしょう。
ちなみにApple WatchやHomePodのようなデバイスでは外部コネクタでPCと接続できず、デバイスの動作が停止した場合、Apple Storeや認定サービスプロバイダーに持ち込む必要があります。これも無線で出来たら楽ですね。
将来のiPhoneは、側面の端子やボタンが廃止されると噂されています。また、Lightning端子を廃止するようEU議会が動いています。このため、iPhoneのLightning端子を廃止する布石として、無線OSリカバリー導入の動きに繋がっている可能性があります。
iPhoneの端子、どれがいい?
— すまほん!! (@sm_hn) February 26, 2020
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