Appleは10月13日に次期フラッグモデルiPhone 12シリーズを発表する予定ですが、それに先立って、中国の著名リーカーKang氏がiPhone 12に関する情報を、中国短文投稿SNS「Weibo(微博)」上にリークしました。
ちなみにKang氏はこれまでにも様々な情報をリークしてきた人物で、有象無象のApple系リーカーの中でも最高精度の的中率。話題性だけは抜群のJon Prosser氏より高いのは言うまでもなく、Mark Gurman記者すらも凌ぐ、謎多き人物。(ここまで来るとApple中の人か?)
今回Kang氏のリークで明らかになったのは、iPhone 12シリーズの価格や発売時期など。
この投稿によると、これまでのリーク通り、発表されるのは「iPhone 12 Mini」「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」の4機種。本体価格はそれぞれ以下の通り。
- iPhone 12 Mini (5.4インチ):黒・白・赤・藍・緑 $699(日本円で約7万3800円)から
- iPhone 12(6.1インチ):黒・白・赤・藍・緑 $799(日本円で約8万4400円)から
- iPhone 12 Pro(6.1インチ):金・銀・グラファイト・藍 $999(日本円で約10万5500円)から
- iPhone 12 Pro Max(6.7インチ):金・銀・グラファイト・藍 $1099(日本円で約11万6000円)から
少し気になるのは、Proシリーズの新色「石墨(グラファイト)」。Apple Watchのグラファイトステンレスに合わせたカラーなのでしょうか。
ディスプレイに関しては4機種とも耐久性に優れた、Super Retina XDR 有機ELディスプレイを搭載。
背面カメラに関しては、iPhone 12とiPhone 12 Miniはデュアルカメラ(標準+超広角F値1.6)を搭載。つまり望遠なし。
残りの上位機種はこれに加えて、望遠カメラとLiDARセンサーを搭載するとのこと。iPhone 12 Proの望遠カメラは光学4倍なのに対して、iPhone 12 Pro Maxの望遠カメラは光学5倍程になるとのこと。
iPhone 12、iPhone 12 Proの発売日は10月23日。iPhone 12 Miniは11月13日、iPhone 12 Pro Maxは11月20日になるということです。いずれもアメリカでの発売日ですが、同時期に他の市場でも発売になるとみられます。
今年春に廉価モデルであるiPhone SE(第二世代)が発売されましたが、これに加えてさらに4機種も展開されることになれば、iPhoneのシェアは益々上がっていきそうですね。
今回、価格に関しては米ドル表記されていたものを日本円に単純換算したものなので少し安く感じますが、為替の影響や消費税を考慮すると、多少日本モデルは高くなると筆者は予想しています。
(編集・校閲: ivara)