Android音楽プレイヤー「Shanling M6」レビュー。サウンド完成度高し、Amazon Music動作にガッカリ すまほん!!

 音楽プレイヤー「Shanling M6」を購入しました。

 本機の最大の特徴が、音楽プレイヤーながら「Android OS」を搭載することです。「Amazon Music」や「Spotify」などのサブスクサービスを利用することができます。他にも「NowPlaying 4 Android」を導入して「#NowPlaying」投稿することができたりと、Androidのカスタマイズ性を活かした使い方をすることも可能です。

 しばらく使ってみて、「Amazon Music」アプリの動作が重くなること以外は良好で、完成度は非常に高いものだと思われます。

 それではレビューしていきます。なお、本機は技適取得済みの端末です。

デザイン・付属品

 「Shanling M6」は近年のスマートフォンに追従するかのごとく、縦長なデザインとなっています。ただ、ディスプレイ部のアスペクト比は16:9ですから、あくまで見せかけだけの縦長です。

 前面部は左右ともに湾曲もしています。ここは好き嫌いがハッキリとしそうなポイントですね。

 背面のブラックカラーは光沢仕様で高級感満載。ハイレゾロゴが刻印されているところはちょっと気に入らないですけどね。

 下部にはType-Cポート、3.55mmジャック、2.5mmジャック、4.4mmジャックが搭載されています。上部にはなにも搭載されていないため、割愛します。

 右側面にはホールド感を上昇させるための凹みと、ボリュームダイヤルがついています。

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 左側面。右側面と同様にホールド感を上昇させるための凹みがあり、その中には「進む、再生、戻るボタン」と「microSDカードスロット」が搭載されています。公式に認識可能な外部ストレージ容量は512GBまで。

 付属品はType-Cケーブルとマニュアルのみ。筆者としてはレザーケースを同梱してほしかったところです。

音質

 真髄である音質面についてです。注意点として、オーディオは個人によって見解が大きく異なることがあります。そのため、本記事の情報だけで判断せずに、実際に聴いてから決断することを強く推奨します。近辺に視聴可能なショップがない方は、Twitterで「機種名 音質(低音や中音、音場など)」様々なワードを駆使して検索をかけると様々な意見が拾えますよ。

 一番最初に聴いたときの印象として、若干の加工は感じつつも、聴きやすい音の印象です。どちらかといえばウェット系の「柔らかい音」で、特定の音域が極端に目立つことはありません。かといって、フラットな印象はまったくなく、心地よいタイプのリスニング系です。いわゆる、ドンシャリ系が苦手な人は好きかもしれませんね。

ソフトウェアの使い勝手など

独自カスタマイズされたAndroid 7.1

 「Shanling M6」には独自カスタマイズされた、Android 7.1が搭載されています。カスタマイズされているとはいえ、見た目や操作感は素のAndroidと変わりません。

 通常、Android 7.1ではジェスチャー操作に対応していませんが、本機に搭載されている物はジェスチャー操作に標準で対応しています。画像のとおり、設定からナビゲーションボタンを選択することも可能です。

 「Google Play」は搭載されておらず、代用として「Apk Pure」がプリインストールされています。.apkファイルを検索する時に出てくるやつですね。

2020年12月30日13時16分訂正:初出時にGMS非対応との記述がありましたが、誤りでした。ApkpureからGooglePlayをインストールできることを確認しました。お詫びして訂正します。

 「Apk Pure」には「Amazon Music」や「Spotify」のように、一般的なアプリだけではなく「こんなのまであるの!?」といったアプリまで公開されていることには驚きです。

 たとえば「Foobar 2000」、「HiBy Music」といったややマニアックな再生アプリだけに留まらず、「びよーんたー」など。

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 設定画面はオーディオプレイヤーらしく、音質に関する項目が多め。そのなかでも、個人的に感心した機能が「ボタンロック」です。

 音楽プレイヤーを携帯している方々なら一度はある「誤爆」。「ボタンロック」機能なら、誤爆を防ぐことができます。革新的な項目でもありませんし、面白みには欠けますが、こういった機能は利便性が高くて好みです。

 プリインスール済みの楽曲コントロールアプリ「Shnaling」は可もなく不可もなくといったところでしょうか。UIや操作に難は感じられないため、平凡です。困る部分もなければ、便利に感じる部分もない。アルバム単位、楽曲単位で選択。アートワークも表示されますし、本当に普通です。デジタルネイティブであれば直感的に操作できるUIだと思います。

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 ただ、ここらへんに関しては「慣れ」の要素が強いですから、一概には言えませんけどね。

レスポンスの遅さが気になる場面も

 「Shnaling M6」における最大の欠点、それは「動作が重くなるシーンがある」です。通常の楽曲再生をするぶんには問題ないのですが、「Amazon Music」アプリを経由すると異様に動作がモッサリとします。この点はちょっと不満です。

Shanling M6の最終的な評価

 「Shanling M6」は「Amazon Music」の動作が重い点以外に不満はなく、全体的に欠点のない商品だとは思いました。

 ただ、筆者は出先でも「Amazon Music HD」を高音質で楽しむ目的で購入したため、ちょっとガッカリしてしまったところです。

 先にも述べましたが、それ以外の完成度は非常に高く、動作のモッサリ感を妥協できるのならばオススメです。