まさに感無量。MacBook Air、Intel版からM1版に乗り換えて迎える新時代 すまほん!!

 僕はメインPCとしてMacBook Air 2020(Intel版)を数ヶ月使用していました。

 ただ、色々と不満が溜まりに溜まって耐えきれなくなってしまったので 、Arm M1チップを搭載した新型MacBook Airが出たタイミングで乗り換えました。結論を言うと、乗り換えてみて大正解。不満が全て解消されました。

 今回は数週間M1 MacBook Airを使い倒してみてメリット・デメリットが分かってきたので、レビューを書いていきたいと思います。

これまで使ってきたMacBook Air 2020(Intel版)

こんなスペックでした

 以前使っていたMacBook Air 2020(Intel版)のスペックは以下の通りです。

  • CPU:Intel Core i5
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:512GB
  • 13インチ

 流石にCore i3だと頼りないので、Core i5にアップグレード。ストレージ容量も多いに越したことはないと思って、512GBをチョイス。

ここが不満でした

 MacBook Air 2020(Intel版)をしばらく使っていると結構無視できない不満点が出てました。それが以下の通りです。

  • Google Chromeで6つくらいタブを表示しているだけでファンがうるさい
  • バッテリー持ちが良くはない
  • RAW現像時をしているとカクつく
  • FHDの動画編集をしていると時々カクつく

 個人的には爆音でファンが回り続けるのが本当に耐えられなかったです。「なんでYouTubeで動画見ているだけでこんなにうるさいの?」って思いながら使っていました。

 負荷の少ない作業時でもファンが回るので、作業中はノイズキャンセリングイヤホンが手放せません。

 FHDの動画編集くらいなら10世代Core i5モデルでも大丈夫だろうと踏んで使ってきたわけですが、エフェクトのあるテロップを乗せるとプレビューが重くなるので、結論としては難ありでした。

新生MacBook Air(Arm M1)へ乗り換えて感じたメリット!

 ここからは M1搭載MacBook Airに乗り換えてみて感じたメリットをいくつかピックアップしていきます。

 なおM1 MacBook Airのスペックは、8GBメモリ、7コアGPUの最小構成です。

ファンレスのおかげでストレスフリー

  M1 MacBook Proにはファンが内蔵されていますが、Airにはありません。ファンレス構造なので非常に静かです。なのでMacBook Air 2020(Intel版)を使っていた際に感じていた爆音ファンのストレスが消えました。

 Intel Macではファンがとにかくうるさく、静かめのカフェや大学の図書館に行きにくかったのですが、 M1搭載MacBook Airなら静かなので問題ありません。作業効率が上がったり、作業環境を選ばなくても良くなったり、大きな恩恵を感じます。思う存分使い倒せます。

バッテリー持ちが素晴らしく良い

 MacBook Air 2020(Intel版)だと、動画編集にブログ執筆をするとなると、充電必須でした。M1 MacBook Airのバッテリー持ちを体験してしまうと、もう戻れません。感動するレベルでバッテリー持ちが良いんです!

 朝10時頃から作業を開始し、動画編集やブログ執筆、ウェブブラウジングなどを18時頃まで行いましたが、バッテリー残量を見るとまだ10%ほど残っていました。持ちすぎ。

 僕はよくカフェなどでブログ書いたりするのですが、以前は充電器必須でした。サイズ的にはそこまでスペースを取るものではありませんが、できるならMacBook一台で持ち運びたいんですよね。

 嬉しいことに、M1 MacBook Airなら充電器は要りません。一度も充電しない状態でハードに使っても1日は持ってくれるので、非常に頼もしいです。なので、さらにMacBookを持ち運ぶ機会が多くなりました。

圧倒的なマシンパワー

 僕がM1 MacBook Airに乗り換えを決意した、一番大きな理由は「MacBook Air 2020(Intel版)と比べて圧倒的に性能が高いから」です。

 Cinebench R23を使ってMacBook Air 2020(Intel版)とM1 MacBook Airのベンチマークを計測してみました。

Intel版MacBook Air

M1 MacBook Air

 シングルスコアは約2倍以上、マルチスコアでは約1.5倍以上M1 MacBook Airの方が数値は高い結果に。

 これがどう動作に影響するかが重要なのですが、M1 MacBook AirはMacBook Air 2020(Intel版)より、あらゆる動作において動作が速いです。

 動画編集ソフト「Davinci Resolve ver.17β」で4K30fpsの動画編集を行ったのですが、かなり快適。プレビューもヌルヌル動いてくれるし、エフェクトの重いテロップをたくさん入れて再生しても一切カクついたりしません。

 MacBook Air 2020(Intel版)であれば正直キツイです。プレビューでも時々止まってしまいますし、動作も安定していません。エフェクトの重いテロップを入れようとしてもスムーズに行えないのでかなりストレスが溜まります。

M1 MacBook Air 4K30fps

 ただ、Fusionを使ってエフェクトを重ねようとすると厳しい。プレビューで止まる頻度が多くなるので快適に編集できません。FHDで編集する分には大丈夫でした。ゴリゴリの重いエフェクトを使わなければ、4Kで動画も非常に快適に編集できます。

ストロークエフェクトを乗せるとかなりカクつく

 今まで使っていたMacBook Air 2020(Intel版)でRAW現像をする際は、パラメーターを動かしても反映されるまで時間がかかったり、ファンがフル稼働していてとても鬱陶しかったのですが、M1 MacBook Airならなんの不満も感じません。

 書き出しもMacBook Air 2020(Intel版)より体感で2倍くらい速くなったので、作業効率がさらに上がりました。ブログを執筆する際は多くの写真が必要になるので、書き出しが遅くてレスポンスが悪いMacBook Air 2020(Intel版)では困ります。

RAW現像

 M1 MacBook Airはグラフィック性能がそこそこ高いので、ゲームもできます。試しに「Minecraft」をプレイしてみましたが、初期設定でも常に60fpsは安定しているので、非常に快適でした。

 軽めのmodを入れてプレイする分には問題ないと思われます。影modなどの負荷のかかるmodを入れる際は設定を下げなければいけませんが。

値段が安い

 M1 MacBook Airは最小構成だと10万4800円(税別)で購入できます(僕は学割ストアの方で買ったのでもう少し安かった)。

 同価格帯の他のノートPCと比べても、パフォーマンス・静音性、バッテリー持ちともにM1 MacBook Airがかなり抜きん出ており、MacOSに抵抗がなければM1 MacBook Airをおすすめしたいところです。

 M1搭載MacBook Airへ乗り換えて感じたデメリット

 MacBook Air 2020(Intel版)の方がM1 MacBook Airと比べて優位な点もあったので、いくつかご紹介していきます。

外部モニター出力は一台まで

 M1 MacBook Air/ProにはThunderbolt/USB 4ポートが2つ搭載されているものの、扱えるディスプレイの最大数は1台(枚)となっており、出力できるモニターの数に制限があります。

 MacBook Air 2020(Intel版)であれば、Thunderbolt/USB 4ポートにハブなどを使ってHDMIを2本刺せばそれだけでトリプルモニター環境が作れたのですが、M1 MacBook Airでは無理でした。

 今まではクラムシェルモードで運用し、外部ディスプレイ×2枚体制で作業していたので、1枚しか使えないのは非常に不便。ただDisplay Link対応ケーブルを使うと複数のディスプレイに出力できることがわかったので、一応解決しました。

 Amazonで5000円程度で販売されており、USBをMacBook側に繋げてHDMIを刺すことでトリプルモニター環境が作れます。ただ、選択できる解像度の上限が「1980×1080」だったり、「True Tone」や「Night Shift」が反映されないなどのデメリットがあるため使い勝手は良くありません。

 モニターへの出力の面で言うと、MacBook Air 2020(Intel版)に軍配が上がります。

Boot Campが使えない

 今まではMacBook Air 2020(Intel版)でBoot Campを利用し、Windows環境を構築していました。ただ、M1 MacBook AirはBoot Campに対応していません。

 MacOSで使えないソフトが使いたい時にはWindowsで起動したり、AirDropが使いたい場合にはMacOSで起動したりと、MacBook Airで両方のOSが使えるので結構便利でした。

 M1 MacBook AirではMacOSでしか運用できないので少し困りました。今まで使っていたWindows用ソフトの代わりを探さなくてはならなくなったので、そこが難点です。

M1 MacBook AirはBoot Camp非対応

総評

 総合的には、MacBook Air 2020(Intel版)からM1 MacBook Airに乗り換えて大正解でした。今までの作業がさらに快適になったので、本当に満足です。4K動画編集もサクサクでき、一日中使えるバッテリーを搭載したノートPCが10万円程度で買えるのはいくらなんでもヤバすぎ

 ただ、対応していないソフトが多かったり、Boot Campが使えなかったり、モニター出力が1枚しかできないなどのデメリットがあるのでそこは使い勝手が悪いなと感じました。

 それらの欠点が気にならない人であれば、M1 MacBook Airに乗り換えるのもアリだと思います。ぜひ、今Intel版MacBook Air/Proを使っている方は検討してみてください。