Xiaomiは2021年3月31日、日本国内向けに「Redmi Note 10 Pro」を発表しました。発売日は4月16日。価格は3万4800円(記事中税込み)。販路はAmazonなど各種ECサイト、MVNO、家電量販店。
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ブランドロゴ刷新
Xiaomiは昨日、四角形だったロゴを丸みを帯びたブランドロゴへと刷新、中心のMiタイポグラフィーもリデザイン。
デザイナーは武蔵野美術大学教授・日本デザインセンター代表取締役社長の原研哉氏。デザインコンセプトは「Alive(生命)」。日本は重要な市場であり、新しいロゴは日本でも展開してくとのこと。
シャオミ「ミッドレンジスマホを再定義」
Xiaomiの中核となるスマホとAIoT。これを適正価格で広げていくとします。Xiaomi AIoTプラットフォームに接続されたIoTデバイス数は3.25億台。Redmi Noteシリーズは世界累計販売台数2億台を突破。2020年世界上位スマホ15機種のうち、4機種がRedmiであったとのこと。
Redmiの顧客への約束が、プレミアム端末を手頃な価格で全ての顧客に高品質に届けること。日本では2021年、日本のスマホ市場を再定義していくと意気込みます。
2021年、まず初のFeliCa搭載スマホ「Redmi Note 9T」で5Gスマホを再定義。同時に投入した「Redmi 9T」はAmazonスマホ売れ筋ランキングで1位を獲得。そして本日発表の「Redmi Note 10 Pro」で、ミッドレンジを再定義。
Redmi Note 10 Pro
1億画素カメラ搭載
廉価スマホながらも1億画素カメラを搭載。1/1.52型センサー、9in1ピクセルビニングにより、0.7μmの画素を隣接9画素まとめて2.1μmの1画素として扱い、 これにより多くの光を取り込みます。
コンピューティショナルフォトグラフィーにより強力な夜景を実現するRAWマルチフレームナイトモード2.0や、写真のISOを適切に選択するデュアルネイティブISOに対応。さらに6つの長時間露光モードに対応、個性的な写真撮影が可能。
1億画素以外にも、望遠接写(テレマクロ)カメラや超広角カメラ、ポートレートモードのボケに活用する深度センサーも搭載します。動画についてもクリエイティブな機能を提供します。
ディスプレイ
ディスプレイは120Hz駆動の有機EL。高いリフレッシュレートにより滑らかな表示を実現します。目が疲れにくい色で閲覧できる読書モード3.0にも対応します。
ゴリラガラス5により耐久性を確保。パンチホール穴はRedmi史上最小となる2.96mm。
デザイン
指紋認証は側面配置。スピーカーはデュアルで、3.5mmイヤホンジャックあり。カラーバリエーションはグラディエントブロンズ、グレイシャーブルー、オニキスグレーの3色展開。
性能
読み書きがUFS2.1より100%高速化されたUFS2.2 128GBストレージを搭載。SoCはSnapdragon 732G。
33W急速充電に対応、同梱の充電器で利用できます。30分で59%充電可能。
OS | Android 11/ MIUI 12 |
---|---|
CPU | Snapdragon 732G |
メモリ | 6GB LPDDR4X |
容量 | 128GB, UFS2.2 |
画面 | 6.67インチ AMOLED ゴリラガラス5 |
カメラ | 1億800万画素広角 500万画素テレマクロ 800万画素超広角 200万画素深度 |
インカメラ | 1600万画素, f/2.45 |
電池 | 5020mAh 33W 急速充電 |
寸法 | 164 × 76.5 × 8.1mm, 193g |
その他 | デュアル NanoSIM, IP53 |
4G | FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/66 TDD-LTE B38/40/41(2545-2650MHz) |
3G | WCDMA B1/2/4/5/6/8/19 |
なお質疑応答によれば、MIUIにはセカンドスペースというプライバシー機能が存在しますが、本機は非対応とのこと。非対応の理由については、ユーザー体験による機能取捨選択、内部ストレージ最適化といった要因があるようです。
グローバル版との違いについては、日本周波数帯対応やフィールドテスト、日本向け充電器同梱、APN追加、緊急地震速報対応など。その他の質疑応答は以下より。
総評
残念ながらFeliCaには非対応でしたが、他の仕様は充実。1億画素カメラと120Hz駆動が国内で3万円台半ばの機種に降りてきたというのは衝撃的ですね。
国内トップのAndroidメーカーと言えばSHARPですが、スマホの必要十分を定義すると謳うのが、AQUOSを代表するヒットシリーズ「AQUOS sense」。Xiaomiの「ミッドレンジを再定義」も、そこへの挑戦心を感じなくもないフレーズです。最近はOPPOもSIMフリーで攻めてきましたが、Xiaomiのさらなる躍進も期待できそうです。
販路
各販路で順次取り扱い、Amazonなどでは既に予約受付を開始しています。
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