2021年8月11日 日本時間午後10時30分より開催されたサムスンのオンライン新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」にて、同社の新ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2」が発表されました。
「Galaxy Buds2」は、Galaxy Buds(無印)やGalaxy Buds+の後継機種とされ、Galaxy Buds LiveやGalaxy Buds Proとは多少位置付けが異なります。
デザイン
「Galaxy Buds2」は、丸みを帯び、ツルツルとしたデザインが特徴です。カラーは全く異なりますが、形状自体は先代のGalaxy Buds Proとも非常に似ています。
本体色は、基本色のブラック・ホワイトに加え、オリーブグリーンとパープルの計4色です。なお、ケース外側のカラーは全て白に統一されており、色を選択できるのはケース内部(イヤホン本体を含む)となっています。
音質
「Galaxy Buds」2は、Galaxy Buds Pro同様にダイナミック2-Wayスピーカーを搭載。11mmのウーファーと6.3mmのツイーターによって、深みのある低音とクリアな高音をバランスよく楽しむことができます。
なお、Galaxy Buds Proで新たに搭載された立体音響機能「360°オーディオ」は、「Galaxy Buds2」には搭載されていません。
機能
「Galaxy Buds2」は、Galaxy Buds Proよりも本体価格は安いものの、肝心の中身に抜かりはなく、アクティブノイズキャンセリング(以下ANC)にもしっかりと対応。外部ノイズは最大98%カットできるようです。
また、外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)は低・中・高の3段階に調節が可能。ANCと組み合わせることによって、自分に必要な音だけを取り込むことができます。
正式に発表されている対応デバイスは、Android端末とWindows搭載PC。管理アプリケーション等は使用できないものの、iOS搭載端末などでもペアリングは可能であると見られます。また、Windows PCでは、あまり周知されていないものの、MicrosoftストアからGalaxy Budsシリーズの管理ツール「Galaxy Buds」アプリが入手可能。イヤホンの細かい設定がWindows PCからも可能となっています。
スペック詳細
Galaxy Buds2 | ||
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対応製品 | Android 7.0以上 Windows 10(Galaxy Budsアプリ導入済み) |
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スピーカー | ウーファー:12mm ツイーター:6.3mm |
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マイク | 3 | |
再生可能時間 | 7.5時間/合計29時間(ANCオフ時) 5時間/20時間(ANCオン時) |
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通話可能時間 | 3.5時間/合計14時間(ANCオフ時) 3.5時間/合計13時間(ANCオン時) |
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接続 | Bluetooth v5.2 コーデック:Samsung独自スケーラブル、SBC、AAC |
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寸法 | イヤホン本体:17.0 × 20.9 × 21.1 mm, 5.0g ケース:50.2 × 50.0 × 27.8 mm, 41.2g |
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充電 | Qi認定ワイヤレス充電対応(ケースのみ) 急速充電対応(3分の充電で約40分使用可能) |
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防水性能 | IPX2 |
販売価格・発売日
「Galaxy Buds2」は、8月27日から一部の国で販売が開始され、価格は149ドル(約1万6300円)となっています。199ドル(約2万円)で発売されたGalaxy Buds Proと比較すると、しっかりと価格が抑えられていることがわかりますね。
総評
「Galaxy Buds2」は、これまでサムスンが発売してきた歴代ワイヤレスイヤホンと比べ、比較的安価であり、手の届きやすいデバイスとなっています。その上、ノイズキャンセリングや2-Wayスピーカーなどの機能を搭載しているため、高機能で安価な完全独立型イヤホンとして注目を集めそうです。
国内での販売は今のところ未定ですが、歴代のサムスン製ワイヤレスイヤホンは全て国内で販売されていることも鑑みると、国内販売にも期待が高まります。