魅力爆上がりすぎて、これは色んな意味でヤバいんでは?
いや、本当にヤバいんです。本日SHARPが発表した「AQUOS sense6」。メーカーの先行体験会からハンズオンレビューします。累計1000万台突破の大ヒット「sense」シリーズの最新作。
何がヤバいのかというと、その筐体。sense6シリーズとは思えないスタイリッシュな外観と高級感。
手触りのスベスベさが良い。幅は70mmで持ちやすいです。
上質な金属感と特徴的な側面凹形状、薄さは7.9mmにまとめています。野暮ったさ、まるでナシ。もちろん防水防塵耐衝撃仕様でFeliCaにも対応します。
幅70mm、薄さ7.9mm……。そう、実は筐体が同時発表の超軽量スマホ「AQUOS zero6」と共通化されており、まるで兄弟機のようになっているのです。
AQUOS zero6は軽量化のために背面側面は光沢で指紋が目立ちます。146gという圧倒的な軽量化のために仕方ないとは言えちょっと安っぽい?
それに対してAQUOS sense6はすべすべ、圧倒的高級感のある仕上げに。
重量は146gにこそ及ばないものの、重量は156gとかなり軽く抑えています。Mi 11 Lite 5GやiPhone 13よりも軽量。178gのsense5Gと比べて20g以上軽くなっています。これで容量4570mAh電池を確保。スゴイ。
正直、超軽量AQUOS zero6のスタイリッシュな筐体ほぼそのままに「電池多め、高級化」ってめちゃくちゃ魅力的じゃありませんか?
さらに、実はAQUOS zero6と三眼カメラ構成が共通、画質処理も同じくProPix3エンジン。SoCのDSPが異なりレーザーAFが加わる分、わずかにzero6のほうが上だと思いますが、ほとんど変わりません。体験会展示の作例フォトブックも、AQUOS zero6とsense6で共通のものでした。
そう、AQUOS zero6に引けを取らない実力を持ちながら、なんと本機は廉価モデルですからね。想定価格はAQUOS sense5G程度だといいます。
そして廉価モデルとしては特筆すべき先進的なポイントが、そのディスプレイ。これまで液晶を採用してきたsenseシリーズとして大きな飛躍、IGZO OLEDを採用することで10億色、ピーク輝度は1300nit、コントラスト比1300万:1のHDR画質を実現します。
さらに静止画表示時等画面が停止している際の休止駆動への対応により、省電力をも実現。廉価モデルとしては類を見ないほど突き抜けています。
IGZO OLEDは省電力。 pic.twitter.com/XG5rYNsUym
— 📱すまほん!!📶5G (@sm_hn) September 28, 2021
ただしあくまでリフレッシュレート上限は60Hzなので、高駆動のAQUOS R6/zero6のような滑らかなスクロールには期待できない点には注意が必要です。
「AQUOS zero2正統後継機が出たら欲しい」と思っていた筆者を引き止めて、AQUOS zero6ではなくAQUOS sense6に引き込んでしまうほどのヤバい魅力。読者の皆さんは筆者と同じく突き抜けたAQUOS zeroシリーズの軽量機が好きな人が多いのではないかと思いますが、そういう人が「みんなsenseに流れちゃうんじゃないの?」と心配になってしまうほど。大いに迷ってしまいますね。
ただし、リフレッシュレート120Hzの世界に慣れてしまうと、60Hzのsense6にはちょっと戻りにくい。うーん、悩ませるラインナップ。
ちなみにこれまで使ってきた機種からの乗り換え対策もバッチリで、付属のクイックスイッチアダプターを使って簡単高速に各種データを移行可能。AQUOS, Android, iPhoneに対応。たとえiOSであっても、使っているアプリに相当するAndroid版があるかを探してインストールする仕組みも備えています。
Payトリガーは地味に進化。ひとつのアプリだけではなく、ほかのアプリの起動も可能に。
Payトリガーが進化。複数アプリランチャーとしても機能。オタクはTwitterでもDiscordでも登録できる pic.twitter.com/yQZ13UhNqm
— 📱すまほん!!📶5G (@sm_hn) September 28, 2021
インテリジェントチャージが進化、ダイレクト給電への対応で電池の劣化を防ぎ、3年後も電池容量を9割維持。長く使えそうですね。
取扱事業者はNTTドコモとKDDI。au版はeSIMに対応します。かなり売れそうなモデルとなっています。
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