NECは、コンバーチブルPCの「LAVIE N11」を発表しました。
LAVIE N11はヒンジが360度近く回転することによりタブレットライクな使い方ができる、所謂コンバーチブルPCといった種類のノートPC。現行のLAVIE (Direct) 11はNEC公式ストアのみでの取り扱いとなっていましたが、販売店モデルも用意されるようになりました。
LAVIE N11は子供や学生をターゲットにしており、つまり同価格帯のPCと比べ耐久性は非常に良いものの処理性能がかなり劣るようなモデルとなっています。直販サイトでの価格は7万2000円から(10月5日現在10%オフクーポンあり)という価格で、CPUは1.1GHz~2.8GHzのCerelon N5100、メモリは4GBのみ、ストレージはeMMCの64/128GBと最小限のスペック。
ディスプレイは11.6インチとやや小ぶりでタッチ操作に対応、解像度は1366×768とこちらも少し控えめではあるものの、ペン入力や筆圧完治に対応し、ペンは本体に付属、さらに収納可能。
キーボードは防滴に対応し、抗菌塗料を塗布。さらにタイピングカバーを同梱、どのキーを押せばよいか、どの指で押せばよいかなどが一目でわかるようになっており、初めてのパソコンに適しています。
また、カメラは画面側に100万画素、キーボード側に500万画素のものを搭載。ポートはUSB-A×2、充電にも用いられるUSB-C×1、HDMIやヘッドホン端子、microSDカードスロット、またオプションによりSIMカードスロットを用意するなどかなり豊富に準備しています。
執筆時現在は対応バンドは公開されていないものの一部モデルではLTE通信に対応。なお、LAVIE Direct N11はLTEが1, 3, 8, 18(26), 19, 21,28, 41、と3Gは1,8に対応しており、日本で利用するには十分。
そこまでの頑丈さを求めないユーザーにとってはコスパはあまり良いものではありませんが、LenovoやHPのこの価格帯のコンバーチブルPCの多くがスタイラスペンが別売りとなっている中、これが付属している点は魅力的かもしれません。
LAVIEは同日にLAVIEが販売しているほぼすべてのPCに秋冬モデルとして既存ラインナップの改良版を発表していますが、これらの多くはWindows 11を搭載するほかの変更点はあまり多くありません。
CPU | Intel Celeron N5100 4コア4スレッド,1.1~2.8GHz |
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GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 4GB |
容量 | 64/128GB eMMC |
画面 | 11.6型(1366×768),タッチペン・タッチパネル対応 |
カメラ | 画面100万画素/キーボード500万画素 |
ポート | USB-A×2,USB-C(充電兼用)×1,イヤホンジャック,HDMI出力,microSDカードスロット,SIMスロット(オプション) |
電池 | 駆動時間11.9時間 |
寸法 | 290.4(W)×212.1(D)×20.5(H)mm,1.34KG |
付属品 | 電源アダプター,タイプカバー,スタイラスペン |
ソフト | Office Home & Business 2021 |
本体色 | ファインブラック |
その他 | Wi-Fi 6/BT5.0,コンバーチブル |
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