著名リーカーのEvan Blass氏はTwitterにて、複数の未発表端末を一斉にリークしました。evleaksことEvan Blass氏は、engadget編集部やPocketnow編集長の経歴を持ち、百発百中に近いリーク精度を叩き出しているため、かなり信憑性は高いといえるでしょう。
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ThinkBook Plus 17
まず、Lenovoのノートパソコンでも異色な存在である「ThinkBook Plus」に新たな機種が加わるようです。
現行のThinkBook Plusは13.3型のノートパソコンながら、天板に10.8型の独立して動作する電子ペーパーを搭載。今回同氏がリークしたのは「17インチのThinkBook Plus」ということもあり、並行して販売されることもあり得ます。
肝心の外観ですが、21:9はあろうかというかなり横長メインディスプレイに加えてテンキー部分にタッチ操作やスタイラスペンに対応しているであろうディスプレイが埋め込まれている、これまた変態PCとなっています。21:9レベルの画面だけでもノートパソコンとしては恐ろしく希少なのに、ASUS程度でしか見かけないサブディスプレイを取り付けるとはなんという変態さ。かなり気になります。
Have you guys seen this yet? 17-inch ThinkBook Plus from Lenovo… pic.twitter.com/OElc5ZM3pb
— Ev (@evleaks) October 31, 2021
magnetic Bluetooth camera shutter/zoom for iPhone 12/13
お次はEvleaksが「magnetic Bluetooth camera shutter/zoom for iPhone 12/13」と紹介しているiPhone用の製品。これが正式名称とは思えませんが、一応外観の「ZEOS」から、ケースやスマホ用の外付けレンズなどを制作するZEOS Mobileという聞いたことのないメーカーのものであるという憶測はつきます。
同氏が呼んだ名称ですべて片付けられてしまいますが、こちらはiPhoneのMagsafeを利用して物理シャッターボタンとズームボタンを提供する製品のようです。画像のうちどの範囲がこの製品であるのかわかりませんが、おそらく本体はMagsafe周辺のマグネットとシャッター部のみで、これにより一部ケースの外側から吸着できるというコンセプトで非常に容易に着脱が可能となるのかもしれません。物理シャッターボタンもあれば非常に便利なのでこのアイデアはかなり好きです。
ROG Flow Z13
やっぱりアンタがNo.1だASUS!
Evleaksの正気を疑ってしまいました。同氏が最後にリークしたのは「ROG Flow Z13」と呼んでいるデタッチャブルPC。ASUSのROGシリーズはROG Phoneなど正真正銘のゲーミングブランドですが、それがまさか排熱や処理性能で明らかに不利なデタッチャブルPCに手を出すとはとても思えません。
同氏が言及している「ROG Flow X13」は、タッチパネルがほぼ360度回転するコンバーチブルPCでありながらdGPUを備え高い処理性能を誇る、さらに13.3インチとゲーミングPCとしては小柄な変態PC。さらにFlow X13は専用のポートに外付けGPU(eGPU)を取り付けられ、さらに快適なゲーム体験へとアップグレードできます。
そのため、もしかしたらROG Flow Z13はdGPUを搭載せず、代わりにこのポートを用意し、ゲームもできるデタッチャブルPCという立ち位置にするのかもしれません。Surface Pro 8の強力なライバルとなり得そうです。続報を待ちましょう。
Royole F3
また、OLEDを折りたためるスマホ端末として元祖、Royoleの新機種もリークしました。
Royoleの代表的な折り畳みデバイスである「Flexpai 2」は画面を外側に折るタイプで、他のフォルダブル型スマホに比べてディスプレイが単純に少ないためか価格が15万円台にまで抑えられているのが特徴でした。
Evan Blass氏は「Royole F3」としていますが、これは単純に「Royole Flexpai 3」の省略である可能性が高そうです。
それによるとFlexPai 3(F3)の外観は、インカメラを備えずメインカメラをベゼルに配置した形となった先代までのFlexpaiと異なり、背面に取り付けられた普通のカメラとポップアップ式のインカメラの構成になるようです。
カメラのでっぱりは多少ありますが反対側にくぼみを備えているようです。先代までと比べるとインパクトのなさは否めませんが安価なフォルダブルスマホとして発表されてくれたらうれしいですね。
11月1日20時1分:初出時の題名が誤っていたため改題しました。