Galaxy Mobile Japanが販売中のスマートウォッチ「Galaxy Watch 4」に関して、国内版デバイスでもNFC決済が利用可能であることがわかりました。ただ、いくつかの壁があるようです。
あれ???#GalaxyWatch4
いつの間にか #NFC 決済対応した
!?!?!?普段だと有効にしてもすぐ無効になってたのが、2時間位経っても有効のまま。
もし使えるならカナリ嬉しい!!!!!
(GooglePayの画面スクリーンショット撮れなくなったからこの画面貼っとく。) pic.twitter.com/xhbEB7gmhB
— GAROセブン (@garokenken) November 30, 2021
国内で発売された歴代のGalaxy Watchは、NFC決済に対応しているにもかかわらず、Samsung Payを国内で展開していないなどの理由から、NFC決済が無効化されています。
Galaxy Watch 4からは、本体のOSがWear OSに変更されたことにより、Google Payアプリの導入自体は可能になりました。しかし、現在のところ日本国内ではWear OS用のGoogle Payアプリが展開されておらず、インストールは可能であるものの、サービス自体を利用することができません。これは、Galaxy Watch 4に限らず、全てのWear OS搭載スマートウォッチでも同じ状況にあります。
Twitter上の情報では、スマートフォンのGoogle Payアプリ上で、コンタクトレス決済に対応したクレジットカードを登録、メインカードに指定した上で、Galaxy Watch 4上にGoogle Payアプリをインストールすると、 Galaxy Watch 4でもNFC決済ができたとのこと。なお、利用可能になるのは一時的で、数時間経つと再び利用できない状態になるようで、その際にはもう一度再インストールが必要です。
今後、日本国内でもWear OS向けGoogle Payが正式に展開される可能性はありそうです。
なお、 Galaxy Watch 4はNFC Type Fには対応していないのでSuicaなどの交通系ICやEdy、iDなどのFeliCa決済は逆立ちしても利用でません。
国内でのスマートウォッチによる非接触決済は、FeliCaにも対応したApple Watchの一強状態にあります。新型コロナウイルス感染症の影響により、現金でのやり取りを避けたいユーザーも増え、非接触決済に対応したクレジットカードは増加。加盟店でも、非接触決済対応の取り組みが加速しています。
それらを踏まえると、非接触決済対応はユーザーにとって大きなメリットとなり、メーカーにとってもいい売り文句となります。国内での早急な正式展開に期待したいですね。