中国メーカーOPPOは、新型のスマートグラス「Air Glass」を発表しました。タッチ操作や音声コマンドで、翻訳やテレプロンプター(原稿表示)機能などが利用できます。
「Air Glass」は、「単眼導波路レンズ」デザインを中心に設計。重量は約30gで、OPPOによると「普通の眼鏡のような着け心地を実現」しているとのこと。
SoCには「Qualcomm Snapdragon Wear 4100」を搭載。本体を使ったタッチ、音声、手と頭の動き操作のほか、専用アプリがインストールされたOPPO製のスマートフォンと接続して操作することも可能。天気やカレンダー、翻訳、ナビゲーションといったアプリを使用できます。
翻訳機能は現在、マンダリンと英語の双方向翻訳にのみ対応していますが、将来的に日本語とマンダリンの双方向翻訳にも対応する計画です。
ディスプレイシステムには、OPPOが独自開発したSpark Micro Projectorを採用、プロジェクションシステムは0.5ccで、最大300万nitの明るさを持つマイクロLEDを備えます。
「Air Glass」の導波路テクノロジーは、2種類の表示モードを選択可能。2層のサファイアガラスが両側の導波管を包み、透明度の向上とレンズ保護を両立します。
「Air Glass」は、中国で2022年第1四半期にリリースされる予定。現時点では日本国内での発売時期などは発表されていません。これまでスマートフォンやスマートウォッチを主に手掛けてきたOPPOが送り出すスマートグラスは、どのような出来栄えとなっているなのか、気になるところです。