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楽天モバイルのiPhoneで着信できなくなる事象が話題に

 SNSで「楽天モバイルのiPhoneで着信ができない」「履歴が残っていない」との事象が複数報告、商用媒体としてはPRESIDENT Onlineが伝えています。

 本事象について対策や情報開示の予定はあるのか?筆者が楽天モバイル広報部に取材したところ、顧客の利用状況や環境を伺いながら対処方法を案内しており、サポートに事象発生時の対策方法も掲載していると回答するとともに、「iOS版のRakuten Linkアプリについては、2021年7月6日(火)以降、仕様を変更しておりますので」、Rakuten LinkアプリiOS版の仕様変更に関する告知も参照するようにあわせて回答。

 長らく通話無料を謳ってきたRakuten Linkですが、Apple側の要請か仕様が変更。相手がRakuten Link以外で発信してきた場合、iPhoneではOS標準電話アプリでの着信へと変更されました。この仕様変更が関係している可能性がありそうです。

 Yahoo!ニュースでITジャーナリスト山口健太氏が検証したところ、iPhoneに楽天モバイルのSIMカードを入れ、AndroidにRakutenk Linkアプリを入れてログインした状況では、どちらに着信すべきか状況に応じて判断する時間が10~15秒発生、この時間は呼び出し音がしないため、発信側が諦めるとiPhoneに着信例歴も残らないという結果に。

 なお同氏はこの他に考えられる要因として、Rakuten Linkアンインストール前に必ずログアウトしてからアンインストールしなければ着信できなくなる場合のあるRakuten Linkの仕様を挙げています。

 ちなみに楽天モバイルは2021年12月17日、ユーザーに対して一斉に「【重要:楽天モバイル】Rakuten Linkアプリ最新バージョンへのアップデートのお願い」と題するメールを送付しています。本事象への対策が含まれるかどうかについて筆者が問うと、楽天モバイル広報部はあくまで常に行っている顧客の利便性向上のためのアップデート促進の一環であると回答。

 これらの情報から推察するに、通常の電話かRakuten Linkか着信を判別する切り分けの時間が当該事象に関わっている可能性があるため、Rakuten Linkアプリに改めてログインし直すことで事象が改善される場合もありそうです。

 いずれにせよ楽天モバイル側のより詳細な正式説明はあって然るべきだろうと思います。

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