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ロシアでスマホ「パニック買い」!? 中古需要激増も供給は大幅減

 YulaとVKontakte Adsのデータによれば、ロシアでの今月の中古スマホとフォン・ノートPC市場の需要は44%増加、それと同時に、供給量が46%減少したと、中国「IT之家」が伝えました。

 YuliaとVKontakteによれば、電子製品の種類別ニーズでは52%をスマホとノートPCが占め、16.8%の訪問者はコンピューターを検索、10.3%はテレビと関連電子製品を検索するとのこと。

 3月は中古スマホの価格が10%、中古コンピューター価格は22%、中古電子製品平均価格は11%増加しました。

 また、Avitoによると、ロシアの中古スマホ販売台数は1ヶ月で23%、中古ノートPCは29増加と、こちらも高い数字を出しています。

 Marvel Distribution代表によれば、中古電子製品への関心が高まっている理由として、商店での供給が限られていることと、新製品価格が上昇していることにあるといいます。

 専門家によれば、この種の現象は社会が危機に陥った時期に見られる典型的な状況で、製品価格が高騰する中、中古販売業者は価格を釣り上げながら在庫の供給を絞るのだとか。

 また、ロシアのモバイル通信キャリアMTSによれば、3月上半期、中国スマホのロシアでの販売台数が倍になりました。華為の販売台数は300%、OPPOとvivoは200%、中興(ZTE)100%、realmeが80%増。旧型の物理ボタン携帯電話の販売額も12%増。

 IT之家からは以上です。ここまでくれば「新品スマホのパニック買い」じみていますが、それにつられて中古スマホ価格がじわりと上昇しているロシアのスマホ市場。戦争と経済制裁の影響が、ここにも出てきているようです。

情報元IT之家
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