サムスンが開発中と噂されている、同社の次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4」に関して、同機種の米国版と見られる端末のベンチマークスコアが、Geekbenchのデータベース上で公開されました。
今回新たに確認されたのは、型番SM-F721Uのサムスン製端末。型番の形式などから、この端末は米国向けの「Galaxy Z Flip4」であるとみられます。
情報から、Geekbench上に登録された「Galaxy Z Flip4」においては、Qualcomm最新のSoCであるSnapdragon 8+ Gen1が搭載されており、実行メモリは8GB、ソフトウェアはAndroid 12とOneUI 4.5を実行していることが判明。
肝心のベンチマークスコアは、シングルコアスコアが1283、マルチコアスコアが3800となっており、Snapdragon 888を搭載する先代のGalaxy Z Flip3 5Gと比較してシングルコアスコアは430、マルチコアスコアは924高い値を叩き出しています。
「Galaxy Z Flip4」が搭載する見込みである、米QualcommのSnapdragon 8+ Gen1は、つい先日に発表されたばかりであり、製造をSamsungではなくTSMCの4nmプロセスで行なっていることから、処理性能はもちろんのこと発熱問題や電力効率の観点でも、先代からの改善が期待されています。
先代からベンチマークスコアの大幅向上が見られる「Galaxy Z Flip4」。今後、レンダリング画像など本体のより詳しい情報が明らかになっていくとみられ、次なる端末の性能向上に期待が高まっています。