米Qualcommは、2022年11月15日から17日までの3日間、「Snapdragon SUMMIT」を開催すると、正式発表しました。
同社が毎年開催するこのイベントにおいては、Qualcomm最新の技術や製品が披露されており、通常その主役となるのは、Androidハイエンド端末向けの主力SoC。Qualcommは、このイベントにて、次期「Snapdragon 8 Gen 2」を発表すると見られています。
今回発表されたSnapdragon SUMMITにおいては、新型コロナウイルス感染症による影響が落ち着いてきたことを踏まえ、ハワイで行われるほか、例年12月に開催されていたものを1ヶ月前倒しする形での開催となります。
Qualcommの次期SoCとして予想される「Snapdragon 8 Gen 2」は、TSMCの4nmプロセスで製造される模様。また、最近のほとんどのSoCは3種類のコアを搭載しているのに対し、「Snapdragon 8 Gen 2」においては、Cortex A73コア1つ、Cortex A710/720コアをそれぞれ2つ、そしてCortex A510コア3つの計4種類のコアで構成されると予想されています。
命名規則を変更して以降初めてとなる次世代チップの発表。性能の向上はもちろんですが、発熱問題の解決にも期待したいところですね。