8月10日に中国で発表が予定されているOPPOのスマートウォッチ、OPPO Watch 3。
この機体は7月下旬にQualcommが発表したウェアラブル端末向けSoC「Snapdragon W5/W5+」を最速で搭載することが明かされていますが、百発百中に近い精度を誇るリーカーのEvan Blass氏により実機・レンダリング画像がリークされました。
同氏が投稿した画像を確認すると、OPPO Watch 3は歴代のOPPO Watchシリーズと同じ、かつApple Watchにも近いスクエアな形状です。
一方で、物理ボタンに新しくリューズが採用。Apple Watchでいうところの「Digital Crown」で、回転したり押したりで操作できる機構ですね。
そのため、元からのスクエアな形状に相まって、正面から見ればモロにApple Watchと酷似しています。Apple Watchのリューズが上寄りであることを知らない人であれば、この画像を見せて「これがApple Watchだよ!!!」と言っても騙せるかもしれません。
しかし、画面は手首に沿うように湾曲しているため、斜めから見た場合に先の印象は一変します。これまでも、スマートバンド型では画面が大きく湾曲しているものはありましたが、こういった形状、かつWear OSを搭載したスマートウォッチではやや珍しいです。
その他、本体色はブラックとシルバーの二色、バンドは黒とレザーの2色が確認できます。
先述の通り発表は8月10日を予定しているようです。同日にスマートウォッチのシェア2位であるSamsungが、グローバルにてGalaxy Watch5シリーズを発表する見込みですが、OPPO Watch 3は中国のみでのリリース。
OPPO Watch 3に搭載されることが分かっている「Snapdragon W5 Gen1」は4nmプロセスを採用し、12nmのSnapdragon Wear 4100に比べバッテリー寿命が1.5倍になったと主張。Snapdragon W5 Gen1を世界初搭載するOPPO Watch 3の評価によって、今後のスマートウォッチ市場の情勢が占えそうです。