AppleがMR(Mixed Reality:複合現実)ヘッドセット向けに、3Dワールドと映像サービスを計画しているとBloombergが報じました。
該当記事は、Apple系のリーカーとして活躍した9to5Macライター、後に記者となったMark Gurman氏の記名記事。経済紙だけあって凡百のリーカー情報とは信憑性が異なります。
Appleの次の主要製品となるMRヘッドセットの計画は人事異動や求人情報からもわかるとのこと。AppleはMRデバイス向けコンテンツ強化に取り組んでいるほか、VR/MR向け開発ツールを作れるエンジニアも探しているとのこと。メタバース的な3Dワールドの開発を呼びかける求人もあるようです。
なおApple幹部はメタバースという言葉は使わないと言及しており、別の名称をサービス名に冠するものと見られます。
このAppleMRヘッドセットはApple Silicon M2チップ、デバイスの外部と内部に配置された10 台以上のカメラ、そして大衆向けヘッドセットでは最高の解像度を誇るといいます。
基本ソフトはrealityOSとなり、Messages、FaceTime、Mapsなどの主要なAppleアプリの複合現実版が含まれるとのこと。
また、商標出願された「Reality Pro」と「Reality One」のいずれかを製品名に冠する可能性があるようです。
おそらく来年以降登場するAppleの新機軸デバイスとサービス。続報を注視したいところです。