中国Xiaomiが開発中と予想される、同社のフラッグシップスマートフォン最上位モデル「Xiaomi 13 Ultra」に関して、カメラのスペックが、著名リーカーの数码闲聊站(数碼閑聊站)氏によってリークされました。
それによると、「Xiaomi 13 Ultra」においては、現行のXiaomi 12S Ultraで採用されている1型のSony IMX989センサーを継続して採用し、合計4つのカメラを搭載する模様。
メインカメラ以外のセンサーなど詳しい情報はわかっていないものの、dToF(レーザー式深度測位カメラ)を搭載し、高速自動フォーカスのPDAFにも対応。
またジンバルを内蔵するとのこと。ブレに対してカメラモジュール自体を動かす仕組みのため、手ぶれ補正もさらに強力なものになると見込まれます。
Zenfone 9ではピッチ、ヨー、ロールの6軸の手ブレに対応する強力なジンバル手ぶれ補正に対応していましたが、撮像素子のサイズは1/1.55型に留まっていました。大きな撮像素子を搭載すればするほど画質面では有利となる一方、撮像素子自体を動かす光学式手ブレ補正の搭載は難しくなりますし、1型センサーとジンバル手ブレ補正は相反します。これを両立するとなれば楽しみなところです。
「Xiaomi 13」シリーズは、2022年12月1日に発表イベントが開催される予定でしたが、江沢民元国家主席死去の影響で延期されたとのこと。具体的な発表日などは発表されていませんが、2022年内には発表される見込みであり、まずは「Xiaomi 13」および「Xiaomi 13 Pro」が発表される見通し。