Samsungが開発中と予想される、次期ハイエンドタブレット「Galaxy Tab S9」シリーズに関して、同端末が防水・防塵仕様になる可能性があることが、Samsung関連の情報に詳しいSamMobileによるリーク情報からわかりました。
同誌が独占的に得た情報によると、「Galaxy Tab S9」シリーズは、防水・防塵仕様のIP67に準拠する可能性があるとのこと。JIS保護等級において、IP6Xは最高レベルの防塵性能、IPX7は水中に一時的に沈めても動作に問題を及ぼさない耐水性能を示します。
元々、同社は法人向けに「Active」シリーズとして防水・防塵仕様のタブレットを市場に投入してきました。一方のハイエンドタブレットは、これまで防水・防塵に非対応。
2021年に発表されたGalaxy Z Fold3 5GおよびGalaxy Z Flip3 5Gでは、折りたたみスマートフォンという非常に複雑な構造を持った端末で、IP等級最高の防水性能であるIPX8に準拠したことを考えると、Samsungにとってタブレットを防水・防塵仕様にすることはそこまで難しいことではないと考えられます。
SamMobileは、これらの情報が現在の暫定的な仕様であることを示した上で、発表までにはまだかなりの時間があり、IP67準拠が実現するかどうかは確定していないとしています。
タブレットに防水・防塵性能を求めるユーザーは少なからず存在するものの、iPad ProやGalaxy Tab Sシリーズをはじめとする高性能タブレットにおいては、軒並み非対応であるのが現状。それだけに、「Galaxy Tab S9」シリーズが防水・防塵仕様になれば、競合他社のタブレットに対してかなりのアドバンテージを持つことになりそうです。今後の更なる情報に期待が高まります。