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WF-1000XM5の外観リーク。より小型、光沢に?

 ソニー製品のリークに定評のあるThe Walkman Blogは、ソニーの次期完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」試作機の外観をリークしました。

 WF-1000Xシリーズはソニーのノイキャンイヤホン最上位に当たる完全ワイヤレスイヤホン。現行のWF-1000XM4は2021年6月の発表で、ハイレゾ転送が行えるLDACに対応し、トップクラスのノイズキャンセリング性能を誇ります。

WF-1000XM4

 2年越しとなる新機種、WF-1000XM5(型番:YY2963)の外観は先代から若干変更され、丸みを帯びた形状はそのままに、さらにコンパクトになっています。また、先代WF-1000XM4では耳と接するイヤーピース側が平らだったものの、WF-1000XM5ではそうでなくなり、耳へよりフィットするようになるのではないかと推察されています。

 本体色は先代・先々代と光沢のないマットで落ち着いた質感だったのですが、今回のWF-1000XM5試作機はかなり光沢のあるプラスチック。あくまで試作機であるため、実際はこうでないことに期待しています。

 充電ケースも形状を刷新しています。寸法が分からないため断定はできないものの、これもWF-1000XM4のケースより小型化しているように見えます。また、WF-1000XM4ではケース前面の上部に横長のLEDがありましたが、前面へ移動したようです。ケースにカバーをつけた際、カバーの精度やゆがみなどによって隠れてしまいそうなのはネックです。

 ケース内部の構造を確認すると、まずワイヤレス充電は引き続き搭載しているとのこと。さらに、ケースからイヤホンへ給電するピンが3本から2本に減っていながら、給電能力は5V=140mAhから5V=230mAhへ向上しているようで、充電速度の高速化に期待が持てます。このほか、ケースのフラッシュメモリの容量が64KBから128KBに増加しているとのこと。これがどのように影響を及ぼすかについては分かっていません。

 最後にイヤホン本体の内部。本体サイズ自体が小型化しているため、相対的にバッテリーが非常に大きなスペースを占めているのが分かります。サイズが小さくなっているのは喜ばしい限りですが、反面バッテリーの交換難度は上がってしまっているようです。

WF-1000XM4の内部。

 WH-1000XM5やWH-CH720Nなど、他のソニー製オーディオ製品の傾向から読み取ると、WF-1000XM5は早ければ2023年5月、遅くとも8月に発表される見通しといいます。発表後一定期間は前モデルを値下げして販売することが期待できるため、WF-1000XM4には高いノイキャン性能とコスパの両立が期待できます。

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