帝国データバンクは、FCNT、ジャパン・イーエム・ソリューションズ(JEMS)、REINOWAホールディングスの3社は、5月30日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請したと伝えました。
3社は富士通グループの携帯端末事業を投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループに譲渡するにあたり、携帯端末事業の運営を目的として2018年に設立。
富士通が売却した携帯事業を継承したFCNTは、arrowsの開発のほか、らくらくホン/らくらくスマホでも知られています。JEMSはその製造を行っていました。
廉価機種増加による販売単価低下や半導体不足等による仕入れ価格上昇が背景にあります。
2022年3月期の負債はFCNTが約733億6000万円、JEMSが約367億9000万円、REINOWAホールディングスが約329億5600万円。3社合計の負債額は約1431億600万円。