中国ZTEは4月12日、Androidスマートフォン「ZTE Axon 50 Ultra」を発表しました。政府や法人向けのモデルとなっています。
本製品はSoCに「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用したハイエンドモデル。実行メモリはLPDDR5X規格の12GB、内蔵ストレージはUFS3.1対応で256GBと512GBから選択可能です。
ビジネス向けモデルということでセキュリティにも配慮。国家機密証明書を取得したセキュリティ チップ を搭載し、データを暗号化する仕組みを取り入れています。
ディスプレイは6.67型AMOLEDで、左右の縁が湾曲しているタイプ。UL低ブルーライト眼保護認証を受けており、ユーザーの目の健康にも配慮した設計と言えるでしょう。
ZTE Axon 50 Ultra最大の特徴は衛星通信に対応したこと。中国の測位衛星「BeiDou(北斗)」と接続し、レスキューメッセージとヘルプメッセージを送ることができます。衛星を使った緊急通報システムはAppleの「iPhone 14」を皮切りに複数のメーカーが対応を進めており、ZTEも業界の流れに乗った格好です。
背面カメラはメイン(6400万画素)、超広角マクロ(5000万画素)、望遠(5000万画素 / 光学3倍)構成。飛び抜けて凄い性能という訳ではありませんが、ビジネス向けモデルとしては十分ではないでしょうか。
また、同社のタブレット「Axon Pad」との連携機能も搭載。NFCでAxon Padと接続することで、クロススクリーン入力などの機能が利用できます。
バッテリーは5000mAh。最大80Wの急速充電に対応しているので、外回りの途中でカフェに寄って手早く充電といった使い方もできそうです。
OS | MyOS13(Androidベース) |
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SoC | Snapdragon 8+ Gen 1 |
メモリ | LPDDR5X 12GB |
容量 | UFS3.1 256GB / 512GB |
画面 | 6.67型 AMOLED(1080 x 2400)144Hz |
カメラ | メイン6400万画素 / 超広角マクロ 5000万画素 / 望遠(光学3倍)5000万画素 |
インカメラ | 3200万画素 |
電池 | 5000mAh |
寸法 | 161.83×73.1×8.92mm |
重量 | 約199g |