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メタ社公式メタバース「Horizon Worlds」に刷新の動き。社内スタジオがコンテンツ制作主導

 大々的にローンチした割に盛り上がっていない、メタ社の「Horizon Worlds」ですが、人気を得るための改善プランが同社内で進行中のようです。海外メディアCNBCなどが報じています。

 「Horizon Worlds」は2021年に登場したメタ社の公式メタバース。他プレイヤーとのコミュニケーションやワールド制作といったコンテンツを体験可能です。

 本来ならMeta Questの主力コンテンツなんですが、アバターのデザインがアレだったり、そもそも日本を含む割と広い地域で未配信だったりと課題は山積み。ちなみに、一時期話題になったザッカーバーグのアレすぎるアバターも、同プラットフォームの「出身」です。

 CNBCによると、現在メタ社は社内スタジオ「Ouro Interactive」を設置し、「Horizon Worlds」向けコンテンツを開発中とのこと。本格的なゲームをサポートし、社外の開発者に多様なツールを提供するためのインフラ刷新も実施したそうです。

 またメタ社は、「Horizon Worlds」のモバイル版も構想中。メタバース担当VPのVishal Shah氏曰く「スマートフォンとQuestを橋渡しするようなアプリ」に仕上げることが目標らしいです。

 2023年9月現在、VR向けメタバースの領域では「VRChat」が大人気。そこにやや離れて続くのが日本発の「cluster」です。これらのプラットフォームと比べると、「Horizon Worlds」の現状は厳しいと言えます。

 個人的には、「Horizon Worldsらしさ」が不透明なのが一番の課題な気がするので、まずは独自の強みやユニークなポイントを生み出してほしいところ。それと、日本でも早く配信開始してください……。

情報元CNBC
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