MRデバイス「Magic Leap 1」で有名なMagic Leap社が、新製品「Magic Leap 2」をリリースしました。国内販売は、ITディストリビューターのTD SYNNEX株式会社が担当します
Magic Leap社は、GoogleやNTTドコモなどから資金調達したことで有名なスタートアップ。始動した当初(2014年頃)は、手掛ける製品やプロジェクトを一切公表せずに資金を調達するという手法が大きな注目を集めました。
「Magic Leap 2」は、「Magic Leap 1」のパワーアップ版で、旧モデルよりも薄いデザインを実現。ちなみに法人向けです。
ヘッドセット重量は260gで、対角視野角(FOV)は70度です。ディスプレイは、1680万色の色彩に対応するとのこと。
搭載RAMは16GBで、ストレージ容量は256GBとなっています。「Magic Leap 1」のストレージ容量は128GBだったので、大きく容量が増加した形ですね。
また、発表によると、「Magic Leap 2」は、Dynamic Dimming Technology(ダイナミックディミング/遮光機能)を搭載するとのこと。
詳細は不明なんですが、同技術やディスプレイ性能などを活用して「より没入感のあるAR体験」を実現するそうです。“ディミング”ということは、黒色の表現などが進化したのかもしれません。
なお、記事執筆時点では「Magic Leap 2」で体験可能なアプリやMRコンテンツの詳細は未発表。流行りのメタバースなどを導入するのか、それとも完全に別な道を行くのか。Magic Leap社や関連デベロッパーからの続報に注目です。