メタ社は、9月末に実施した「Meta Connect 2023」で新型のスマートグラス「Ray-Ban Meta」を発表しました。価格は299ドル(約4万5000円)。発売予定日は2023年10月17日です。
同製品は、その名の通り、サングラス大手のレイバン(Ray-Ban)とコラボして開発した製品。スマートグラス「Ray-Ban Storie」の後継モデルですね。
SoCは「Snapdragon AR1 Gen1」で、12MPの広角カメラを2基搭載。手持ちのカメラやスマートフォンを起動せずに、同グラスを使用して各種撮影が可能です。Facebookやインスタグラム上でライブ配信もできます。
同デバイスは「Meta AI」を搭載することが判明しています。これは、会話型のAIで「ヘイメタ(Hey Meta)」を起動フレーズとして動作する仕組み。
また音声操作のほか、将来的には、AIが内蔵カメラを使って目の前の物体を認識することで、利用者が「質問」できるシステムを実装する計画とのこと。
メタ社は、2021年の「Ray-Ban Storie」リリース以降、スマートグラス系の新製品を長らくリリースしていませんでした。「Ray-Ban Meta」は、久々のニューデバイスとなる形です。
諸々野心的な機能もあって期待大なのですが、現時点では悲しいことに、日本国内での展開予定の有無は明らかになっていません。
前モデル「Ray-Ban Storie」は日本でも買うことが可能です。「Ray-Ban Meta」の方も、同じように展開してほしいところですね。