XR界隈で大きな注目を集める「Apple Vision Pro」ですが、2024年初頭という予定リリース時期が少しズレる可能性が高いようです。海外メディアBloombergなどが報じています。
同メディアによると、アップルは当初2024年1月の発売を目指したものの、その後3月への延期を決断したとのこと。
Bloombergは延期に至った理由として、「Apple Vision Pro」を北米全域に供給する物流網の限界を指摘しています。
同デバイスは、アメリカなどで先行販売した後、その他の地域で順次販売を開始していく予定。
「第1陣」の発売が遅れるということは、他地域での展開スケジュールも遅くなる可能性があります。日本でのリリース時期がどうなるかも気になります。
ちなみに専用OS「visionOS」は、予定通り1月までに完成する見込みとのこと。案外、不具合チェックやブラッシュアップに丁度良いかもしれませんね。
「Apple Vision Pro」は眼の前に巨大スクリーンを投影。空間オーディオ対応。映像やゲームを楽しめるデバイスです。3D動画を再生できる空間再現ビデオにも対応するという至れり尽くせりっぷり。
Meta Questシリーズのようなハンドコントローラーは付属せず、操作は基本的にハンドトラッキング(手の動きを認識する仕組み)で行います。
ただハイエンドな分、お値段は約50万円と非常に高額。Meta Quest Proが約16万円なので、その3倍以上の価格設定となっています。