中国ONYXは、同社が販売する電子ペーパー(E-Ink)ディスプレイ「BOOX Mira Pro」の強化版の販売を開始しました。中国メディアのIT之家が伝えています。
「BOOX Mira Pro」は、同社が2021年9月に発表した、電子ペーパーディスプレイ。画面サイズは25.3インチ、解像度は3200×1800であり、HDMI、miniHDMI、USB Type-C、DisplayPortによる入力端子をそれぞれ搭載しています。
これまでのモデルには、フロントライトが搭載されておらず、暗所での作業は不可能。同時期に発表された13.3インチの小型ディスプレイ「BOOX Mira」には、フロントライト搭載だけでなくタッチ操作にも対応しており、性能面での格差が生まれていました。
今回販売を開始した新モデルでは、新たにフロントライトを搭載し、暗い場所での作業も可能に。視認性が向上したほか、これまで同様に同社独自のBSRハイリフレッシュレートテクノロジーにより、素早い画面更新を実現。
国内正規販売代理店SKTのオンラインショップでは、すでにフロントライト搭載モデルの取り扱いを開始。本体価格は、27万8000円であり、フロントライトなしのモデルと比較して2万円ほど高くなっています。