松本剛明氏が総務大臣を再び拝命し、閣議後記者会見を開きました。
自民党派閥「清和政策研究会(安倍派)」が、政治資金規正法違反のパーティー券による裏金問題で捜査を受けており、清和会の閣僚が一斉に交代しました。鈴木淳司総務大臣も辞表を提出、今回、松本剛明氏が再登板する形となりました。
ちなみに第1次岸田内閣では金子恭之氏、第2次岸田第1次改造内閣では寺田稔氏、松本剛明氏、第2次岸田第2次改造内閣では鈴木淳司氏が総務大臣でした。
派閥からのキックバックはないのか問われると、自身の所属する「志公会(麻生派)」との資金のやり取りは全て記載しており、自身に関しては政治資金規正法上の問題はないとの認識を示しました。
またNTT法については、原則開示の運用がされているNTT法の研究成果の普及責務については、この運用を早急に見直すことで方向性が得られている、そして2025年に向けた廃止については、国民への遍く情報通信提供や競争、経済安全保障、国際競争力r強化から制度がどのように影響するのかの視点を保つ必要があり、そういったことを総合的に考えて必要な措置をとった上で制度設計を急いで取り組んでいくとしました。