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HONOR Magic6/Magic6 Pro発表。Snapdragon 8 Gen 3搭載、Proは1億8000万画素の超高画素望遠カメラに衛星通信対応!

 

 中国HONORは、中国国内で「HONOR Magic6」と「HONOR Magic6 Pro」の2機種を発表しました。

 SoCにどちらもSnapdragon 8 Gen 3を搭載。Magic6 Proは1億8000万画素の光学2.5倍ペリスコープ望遠カメラの搭載や、衛星通信対応などが特徴となっています。

デザイン

  HONOR Magic6シリーズはMagic6と同様、カメラを三角形に配置。カメラバンプの周りは宇宙をイメージして形どられた、丸み帯びた四角の縁取りがなされています。

 カラバリはMagic6/6 Proで共通しており、ガラス素材のホワイト/ブルー/ブラック、ヴィーガンレザー素材のグリーン/パープルの計5色。

 ホワイトとブルーは岩肌のような複雑な陰影のある加工で、パープルとグリーンはカメラ周りが金色で高級感があるのが特徴的です。

ディスプレイ

 Magic6シリーズはクアッドカーブディスプレイで、左右だけでなく上下もわずかに湾曲。局所ピーク輝度が5000nit、全体ピーク輝度が1600nitで、Dolby VisionのHDR規格に対応しています。

 1~120Hz可変リフレッシュレートのLTPO駆動は前世代のものよりも消費電力が低くなっており、最大30%低減しているとのこと。全画面で1Hzの通知表示ができるAlways onディスプレイ機能にも対応しました。

 業界最大の周波数である4320Hz PWM調光や低ブルーライト、自然な色表示など5つの技術により、目への負担を軽減しているようです。

 Magic6シリーズのディスプレイ側のガラスには独自のHONORサイガラスを採用。

 50%密度の高い結晶構造と高密度のナノクリスタルの注入によって、iPhone 15 Pro Maxのカバーガラスよりも30%優れた耐衝撃性を実現し、落下の衝撃に対してさらに割れにくくなりました。

パフォーマンス・機能

 Magic6シリーズのSoCにはQualcomm製最新フラグシップであるSnapdragon 8 Gen 3を搭載。

 超広域のデュアルベイパーチャンバーにより冷却性能を高めています。

 UIはAndroid 14ベースでGMS(Google Mobile Services)に対応したMagicOS 8.0。

iOSを超えるスムーズさを謳う

 バックグラウンドアプリの保持率の増加や、経年による読み取り速度の低下防止、ファイルの圧縮効率の向上など、システムの安定化と軽量化を実現しているそうです。

 AI機能としては、写真から商品を検索し価格を比較する機能や、ギャラリーアプリの画像検索機能の追加や、アシスタントアプリの生成AI機能を中心としたアップグレードを行っています。

 このほか、強化されたIoT連携機能や重要通知のポップアップ機能、プライバシー・セキュリティ機能などを実装。Maigic6シリーズは自社開発のセキュリティチップを搭載し、ハードウェアからもセキュリティを強化しています。

 通信面では通信専用チップのHONOR C1+を搭載し、通信のパフォーマンスの強化と5G対応バンドの増加を実現。

 さらに、Magic6 Proは衛星通信が可能で、リアルタイムでの音声とSMSの送受信の対応。

 待機電力を削減し、またバッテリー容量が少ない場合でも使用可能なようです。

カメラ

 Magic6シリーズのメインカメラのイメージセンサーには、OVH9000というOmnivison製の1/1.3型の5000万画素センサーを搭載。

 13.5EVのダイナミックレンジを実現し、Magic5の8倍の値で、大きな豊かなディテール、純粋な色、自然な美しさをすべて捉えられるとのこと。

 Magic6 Proはf/1.4の明るいレンズとf/2.0に絞ることのできる2段階の物理可変絞りを実装。ぼけ量を調整や、16本の光の筋の光条を作り出すことが可能になります。

Magic6 Proの作例

 ただし、Xiaomi 14 Proは無段階でf/4.0まで絞れるので、それに比べると被写界深度の調整は制限されます。

 Magic6 Proの光学2.5倍望遠カメラには、望遠カメラとして最大の画素数でセンサーサイズとなる1億8000万画素の1/1.49型センサーとペリスコープレンズを搭載。

 光学倍率はそれほど大きくありませんが、画素数が多いために10倍のデジタルズームにおいても画質をある程度保つことが可能に。さらに、隣接画素の合算により最大2.24μmにピクセルサイズを拡大可能なピクセルビニング機能と、f/2.6の明るいレンズの強力なスペックにより、幅広い画角や照度条件を一つのレンズでカバーできます。

 Magic6シリーズのカメラは瞬間的な場面のキャプチャをすることに重点を置き、超高速連写や一眼レフレベルの物体追従能力を実現したといいます。この機能は、AI被写体認識での自動切換えや手動でイーグルアイキャプチャモードに変更することで使用可能。

 また、目に見えるものを正確に復元する「自然」、鮮やかで明るい「鮮明」、光・陰影・色の表現を強める「質感」の3つのカラースタイルを用意し、好みや場面に応じてモードを使い分けできるように。自然・鮮明・質感の3つのモードはvivoのスマホにも以前からほぼ同じ名前で実装されており、それを模倣した形になります。

バッテリー

 Magic6は5400mAh、Magic6 Proは5600mAhの大容量をバッテリーのエネルギー密度を向上させることで実現。

 また、Magic6は66W(有線)/50W(無線)、Magic6 Proは80W(有線)/66W(無線)の高速充電に対応しています。

 さらに、独自開発の電源管理チップ「HONOR E1」を搭載することで、エネルギー管理精度を3倍に高め、低温環境でのバッテリー駆動時間と寿命を向上させているとのこと。

価格・発売日

 「HONOR Magic6」と「HONOR Magic6 Pro」は既に中国国内で発売中。

 価格はMagic6が4399元(約9.1万円)から、Magic6 Proが5699元(約11.9万円)から。

 グローバル展開の有無は執筆時点で不明です。

スペック表

  Magic6 Magic6 Pro
OS MagicOS 8.0(Android 14)
SoC Snapdragon 8 Gen 3
メモリ 12/16GB(LPDDR5X)
容量 256/512GB(UFS 4.0) 256/512GB, 1TB(UFS 4.0)
画面 6.78型 FHD+(2800×1264)
有機EL LTPO
1-120Hz可変リフレッシュレート
局所ピーク輝度:5000nit
4320Hz PWM調光
クアッドカーブディスプレイ

6.80型 FHD+(2800×1280)
有機EL LTPO
1-120Hz可変リフレッシュレート
局所ピーク輝度:5000nit
4320Hz PWM調光
クアッドカーブディスプレイ

カメラ 広角:5000万画素 
OVH9000 1/1.3型 1.2μm
f/1.9 OIS

超広角:122° 5000万画素 
 f/2.0 AF
2.5cmマクロ撮影

望遠:光学2.5倍 3200万画素 
    f/2.4 OIS

広角:5000万画素 
OVH9000 1/1.3型 1.2μm
F1.4/F2.0 2段階物理可変絞り
OIS

超広角:122° 5000万画素 
 f/2.0 AF
2.5cmマクロ撮影

望遠:光学2.5倍 1億8000万画素 
1/1.49型 0.56μm
    f/2.6 OIS

インカメラ 5000万画素 f/2.0 AF 5000万画素 f/2.0 AF +3D深度カメラ
電池 5450mAh
66W有線急速充電
50Wワイヤレス急速充電
5600mAh
80W有線急速充電
66Wワイヤレス急速充電
7.5Wワイヤレス逆充電
寸法 161.8×75.4×8.1mm,206g(199g)
※()内はレザー版
162.5×75.8×8.9mm, 229g(225g)
※()内はレザー版
カラー ホワイト/ブルー/ブラック(ガラス)、グリーン/パープル(レザー)
その他 画面内指紋認証
ステレオスピーカー
画面内指紋認証
3D顔認証
ステレオスピーカー
USB 3.2 Gen 1
IP68
衛星通信対応(送受信)
情報元HONOR
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