MRプラットフォームLIVの創業者、CIX氏はフィットネスアプリ向けのXRデバイス「Vi」が開発中と発表しました。
LIVは2020年頃に注目を集めた、Meta Questなどに対応するMR撮影ソフト。現実世界のプレイヤーとゲームを融合して撮影できる機能が特徴です。
現時点では「Vi」の仕様は不明ですが、公開された画像を見る限り、現在のトレンドに近い薄型のデバイスな模様。頭部を下からサポートする後部ストラップも印象的ですね。
CIX氏は、XR対応型のフィットネスグローブも公開。同氏のX(Twitter)ではグローブのテスト動画も視聴可能です。見たところ、重そうなダンベルを持っても問題なし。開発は順調に進行しているようです。
Returning to VR. With a Vengeance.
Introducing Vi “virtual eye”. @ViHeadset and gloves designed specifically for fitness.
Joining me are @mentarus who built a VR glove company “Plexus”, and @marcusckane our “Jony Ive” of VR.
LET’S GO ᯅ! Thread on how we gonna do it pic.twitter.com/iNFPfT7YPk
— CIX ᯅ/acc (@cixliv) February 16, 2024
XRを使うフィットネスは、コロナ前後で大きく知名度を伸ばし、現在も一定の人気をキープしています。
そういったフィットネスではMeta Questシリーズを使うパターンが多いのですが、同デバイスは運動専用の設計じゃないので、重量バランスに少し課題があります(特にQuest 2)。
また、同じ接顔クッションを使い続けると、運動で出た汗を吸って不潔になってしまいます(交換という手はありますが)。
もし「Vi」がこれらの問題を「克服した」デバイスとして完成するなら、意外と需要はあるかもしれません。