調査会社MMDLabo(MMD研究所)は3月14日、「2024年2月通信サービスの乗り換え検討に関する調査」の結果を発表しました。
ほかの通信キャリアへの乗り換え検討者は26.9%
まず、調査対象となったスマホユーザーのうち、現在契約中の通信キャリアから別の通信キャリアへの乗り換えを検討しているユーザーの割合は26.9%。全体の3割弱となっています。
具体的な乗り換え時期については、2024年7月以降という回答がもっとも多く、続いて2024年4月と5月が続く結果に。あくまで筆者の推測ですが、4〜5月は進学や就職のタイミング、7月以降は新型「iPhone」の発売や、それに伴い旧モデルが値下げされることを見越したものとみられます。
乗り換えの検討理由は「料金」「サービス」「繋がりやすさ」
つぎに乗り換えを検討する理由に関しては、「料金が高いから」が30.4%でトップ。2位の「他者のサービス、特典を魅力的に感じるから」(11.0%)に大きく差を付けており、料金をより安くしたいと考えるユーザーが多いことがわかります。
一方で気になるのが、3位の「通信が繋がりにくいから」(10.4%)。調査結果では繋がりにくいキャリアの具体名は出していませんが、ドコモの通信品質悪化問題も、この順位に影響を与えた可能性は捨てきれないでしょう。
乗り換え先候補は「楽天モバイル」がトップ!
乗り換え先として検討中のキャリアについては、楽天モバイルがもっとも多く、22.5%を獲得。2位と3位はそれぞれY!mobile(13.6%)とUQ mobile(12.6%)となっています。どちらもSoftBankとKDDIのサブブランドですね。
楽天モバイルは前回(2023年9月)の調査でも1位でしたが、今回は前回より1.8ポイント高いパーセンテージとなっており、少しずつですが、確実にブランドイメージを高めていることがわかります。
プラチナバンド整備はこれからなど、ほかのMNOと比べ不利な要素の多い同社が、2位以下に大きく差を付けているのが驚きです。
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