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二眼インカメラ搭載!「Xiaomi 14 CIVI」発表

 Xiaomiは、インド市場において「Xiaomi 14 CIVI」を発表しました。これは中国にて販売されている「Xiaomi Civi 4 Pro」のリブランド製品で、自撮り性能などに特化しています。

概要

 そもそもXiaomi Civiシリーズの生い立ちを説明すると、元は若い女性をターゲットとしたブランドで、女性でも握りやすいサイズ感と画面サイズの両立や、美麗に撮れるインカメラ性能、そして明らかに女性向けな本体デザインなどが特徴でした。

Xiaomi Civi 2。ホワイトはハローキティがマスコットキャラクターに起用されていた

 しかし最新モデルのXiaomi Civi 4 Proでは方針を若干改めたのか、製品紹介ページの一部画像でも男性が単体で起用されているほか、男女ともに使えるようなデザインになっており、さらに幅広い層にリーチできる端末となっています。

 今回、Xiaomi 14 CIVIはインド市場のみでの発売。インド市場はグローバル市場と異なる独自性のある端末が多く、グローバル市場や日本に投入される可能性はあまり高くなさそうです。

パフォーマンス

 Xiaomi 14 CIVIはSnapdragon 8s Gen 3を搭載。価格面でもほかのXiaomi 14シリーズより安価であるため、実質的な「Xiaomi 13 Lite」の後継端末といっても差し支えないでしょう。同機種もXiaomi Civi 2のリネーム品ですし。ストレージは最大512GBのUFS 4.0、メモリは最大12GBのLPDDR5Xを採用します。

ディスプレイ

 ディスプレイは6.55インチの有機EL。解像度は2750×1236という珍しいものですが、それにより画素密度を示すppiは460とかなり高いものになっています。ピーク輝度はXiaomi 14と同等の3000nits。12bit、687億色の表示にも対応します。

 特徴は4辺すべてがゆるく湾曲するエッジディスプレイで、またベゼルは非常に狭くなっています。最新世代の強化ガラスである「Corning Gorilla Glass Victus 2」を採用しているのもポイント。

カメラ

 上位のXiaomi 14シリーズほどではありませんが、カメラ性能も高められています。ベース機種のXiaomi Civi 4 Proは同シリーズで初めてカメラにライカの手が入れられたモデルで、当然ながら14 CIVIもその監修を受けています。

 カメラは5000万画素でメインを担い、OISに対応する1/1.55型の光影猎人800、5000万画素の2倍ポートレート、1200万画素超広角の3眼構成。Xiaomi 14などにみられる、ライカとのコラボによって実現した多様なフィルターなどを備えています。

インカメラ

 本来のXiaomi Civiシリーズの最も大きなアピールポイントがコレ、インカメラです。上位モデルでは搭載されていない、2眼で丸薬型のインカメラを搭載。いずれも3200万画素のSamsung GD2を搭載し、それぞれ広角と超広角を担います。

 これにより、一人で自撮りするときは歪みの少ない広角、複数人なら広く映る超広角と使い分けることができるのが魅力。また、美肌フィルターも複数のパターンを用意。自然に見えるものや美白効果のあるもの、男性向けのものなどを用意しているといいます。

ハードウェア

 バッテリー容量は4700mAh。67Wの急速充電に対応し、40分で満充電が可能としています。2倍のバッテリー寿命を謳い、1600回の充電サイクルを行っても当初の容量の80%を維持できるとしています。

 デュアルスピーカーを備え、Dolby Atmosなどに対応。

 Xiaomiは充電の管理やディスプレイ、ISPに独自開発したチップを搭載することがありますが、Xiaomi 14 CIVIは通信関連を扱うXiaomi Pascal T1チップが採用されているようで、大々的にアピールされています。

デザイン

 Xiaomi Civi 4 Proでは限定版含めて計7色のカラバリが用意されていましたが、Xiaomi 14 CIVIは「Cruise Blue」、「Shadow Black」、「Matcha Green」の3色のみ。中国版では「春野绿」という名称だったのが、世界的に抹茶が認知されてきたのか「抹茶」を冠した名前になるのは、日本人として少しうれしいですね。

 画面サイズは6.55インチと、特段大きいとは言えない微妙なサイズ感ですが、重量は179.3gとXiaomiのミッドレンジ機の中では軽量。また厚みも7.45mmと薄く、握りやすさを十分確保できます。

価格

 インドでの価格はメモリ8GB+ストレージ256GBモデルが42999ルピー(8万1000円)、12GB+512GBモデルが47999ルピー(9万600円)となっています。

OS HyperOS
SoC Snapdragon 8s Gen 3 
メモリ 8GB/12GB
容量 256GB/512GB
画面 6.55型 (2750×1236)
120Hz
カメラ 5000万画素メイン(OIS)+5000万画素2倍+1200万画素超広角
インカメラ 3200万画素+3200万画素超広角
電池 4700mAh
66W
寸法 157.22×72.77×7.45mm 177.6g
その他  
情報元Xiaomi
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