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【マジかよ】「着脱式」カメラを搭載したノートPC。デザイン美麗な「Honor MagicBook Art 14」爆誕

 

 そんなカメラで大丈夫か?

 Honorは、ベルリンにて行われているIFA 2024においてWindows搭載ノートパソコンの「MagicBook Art 14」を発表しました。ノートパソコンにおいてもノンベゼル化が進む中、なんと着脱式というぶっ飛んだ方式を使ったデバイスです。

 搭載するSoCは1世代古いCore Ultra (シリーズ1)。Core Ultra 5 125HおよびCore Ultra 7 155Hから選択でき、コア数はそれぞれ14コアと16コア。現行世代のCore Ultraシリーズ2は全モデルで8コア構成となっているため、用途とシチュエーションによっては旧世代のほうが有利です。

 ディスプレイのサイズはあまり見ない14.6型。アスペクト比は3:2となっており、ExcelやTwitter、そしてWebページなど上下に流れていくコンテンツを処理しやすいものとなっています。有機ELパネルを採用しており、解像度は3120×2080。タッチ操作にも対応しています。

 特筆すべきがカメラ。ノートパソコンにおいて狭額縁化を実現するために避けて通れないのが、通常は額縁内に配置されるカメラと顔認証センサーの扱い。

 各社、この問題に異なるアプローチで対処しており、例えばDELLは2.25mm幅の超小型カメラを採用するという正攻法を使い、Lenovoは「コミュニケーション・バー」という出っ張りをつけるデザインに変え、パソコンを開きやすくするのと同時にカメラを格納しました。そしてMacBookは、iPhoneと同様にノッチを生やすという行為によって狭額縁化を無理やり達成しています。

Lenovoのコミュニケーション・バー。

 そんななか、Honorが出してきた一つのアンサーが「カメラを着脱式にする」というもの。

 普段はタッチペンよろしく本体左側面に格納しておき、必要なシーンで取り出して本体上部に磁気で接続することが可能であるようです。

 また磁気で接続する関係上、方向は関係ありません。180度反転させ、画面とは反対側を映すことも可能となっています。解像度は1080Pと、ノートパソコンとしてはちょっとキレイな程度です。

 ただ筆者としては、いくら本体側に収納できる箇所があるからと言って、いつかなくしてしまいそうでとても怖いです。顔認証もできませんしね。

 インターフェースは比較的豊富で、本体左側面にThunderbolt 4とUSB Type-Cポートをそれぞれ1つずつ、本体右側面に3.5mmイヤホンジャックとHDMIポート、USB Type-A端子を備えます。

 バッテリー容量は60Whで、30分の充電で46%、95分で満充電ができるとアピール。PCMark 10 modern officeのバッテリーベンチマークテストにおいて、9.5時間の駆動を達成したとしています。

 本体色はオーソドックスなブラックと、ノートパソコンとしてはかなり珍しいピンクや青がかすかに入ったホワイトの2色。いずれも画家のモネに影響を受けたとしています。本体重量は14.6型のノートパソコンとしてはかなり軽量な部類に入る1kg。価格は7999元(16万円弱)からとなっています。今後中国国外でも販売開始予定。

 スペックは以下の通り。

OS Windows 11 Home
CPU Core Ultra 5 125H
Core Ultra 7 155H
メモリ 16GB/32GB
容量 512GB/1TB
画面 OLED 14.6型 3120×2080
カメラ 1080P 着脱式
電池 60Wh
30分で約46%充電、95分で満充電
寸法 316.77×223.63×11.5mm、約1.03kg
その他 指紋認証(電源ボタン)、HDMI 2.1、Thunderbolt 4、USB-C、USB-A、3.5mmイヤホンジャック
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