メタ社のXR部門のVP、マーク・ラブキン氏が2025年3月にメタ社を退社することを発表しました。同氏によると、家族の健康問題が決断の理由であるとのことです。
ラブキン氏は2007年にメタ(当時はフェイスブック)にソフトウェア・エンジニアとして入社。その後、様々な部署で活躍した後、2019年にXR部門のVPに就任。
同部門では、Meta Quest 3やQuest 3sの立ち上げなどを担当。
Quest向けのOSを「Horizon OS」と命名したり、空間コンピューティングの推進したりといった、最新のプラットフォーム開発を監督してきました。我々が最近耳にする多くのプロジェクトに関わった人物というワケですね。
記事執筆時点では、メタ社はラブキン氏の後任となる人物を発表していません。
見たところ円満な退社のようですが、同氏が去った後、同社のXR領域での方針や戦略がどうなっていくのか。変化の有無を含めて、注視しておく必要がありそうです。