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官製値下げではなく健全競争の結果。楽天モバイル、ワンプラン継続に自信

 楽天モバイルは、2月14日、楽天本社クリムゾンハウスにてプレスカンファレンスを開催しました。

 日本市場では携帯料金が下がってきましたが、携帯大手他社の決算発表会では値下げ競争に限界、値上げしたいことを示唆するような声もある状況で、楽天モバイルはどう見ているのか?

 一部では官製値下げとも言われている状況について、まずここ5年間で起きたのはあくまで楽天モバイル参入による適正競争、経済合理性の結果との見方を楽天モバイルの鈴木CEOは示しました。

 決していたずらに価格破壊・採算度外視のサービスをしているわけではなく、あくまで最新技術を用いた低廉なサービスに適切な利益を乗せて販売しているに過ぎないとの認識。

 電気代のコスト上昇については、基地局のスリープ等の工夫で20%削減電気代可能などで、吸収できる見通し。

 ワンプランにこだわってきた楽天モバイルですが、環境変化に対応して閾値変更や値上げを行う考えはあるのか?

 鈴木CEOによると、他社のように小刻みに30GBまでなどバーを設けてるのは選択肢としてはあろうが、無制限プランが他社にない最大の強みになっていると考えていると回答。そこを含めて、今のところプラン料金の変更は検討していないとのこと。ワンプランで引き続き頑張っていきたいと述べました。

 では、3GB-20GBの間の階段の部分について、何らかの変更は検討していないのか?

 これに関しては、常にシミュレーションはしており、将来変更する可能性が「ないとは言えない(鈴木CEO)」とのこと。

 つまり、少なくとも「20GBの上に30GBのバーを追加して、無制限の代金を値上げする」ということは当面はなさそうなので、低廉な無制限サービスとして楽天モバイルを愛用している人にとっては、あまり心配する必要はなさそうです。

 また、他社の料金については、決算を見てもまだ非常に大きな営業利益を上げていることを考えると、日本通信市場全体としては今後も下がる余地があるのではとも。

 830万回線を突破し、今後1000万回線をも窺う楽天モバイル。今後も他社に打ち勝って獲得していく上で最も重要な要素を訊かれた鈴木CEOは、楽天経済圏の総合力の訴求を挙げました。フィンテックやeコマースなど好調で強く、競合に勝っており、さらに総合力を引き出すAIも活用して戦っていく考えを示しました。

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