
Googleは、AIアシスタント「Gemini Live」のカメラ・画面共有機能を、全てのAndroidユーザーに提供開始すると発表しました。これまで「Gemini Advanced」契約者のみが利用できるPixel 9とGalaxy S25シリーズ限定の機能でしたが、ユーザーからの好評を受け、無料版Geminiを含む全てのAndroidデバイスで利用可能になります。
Googleの発表によれば、この機能は数週間かけて順次展開されるとのこと。利用可能になると、Geminiアプリを開き、右下のGemini Liveのアイコンをタップした後、カメラまたは画面共有のアイコンを選択することで使用できます。
これにより、マイクによる会話だけでなく、カメラに写っているものや画面に表示されているものについて、Geminiとリアルタイムで会話ができるように。Gemini Liveの一部であるため、会話を中断するなど、より自然な対話が可能です。
どんな機能か試してみたいユーザーは、Googleが開発者向けに無料で提供している「Google AI Studio」でわりと近しい機能を体験できます。
関連機能として、Geminiと連携した写真機能の統合や、ドキュメントをラジオ形式に変換する機能、個人の情報にパーソナライズされたGeminiのリリース、最新のGemini 2.0 Experimental系統のGeminiアプリへの搭載などを進めています。