RedMagicは、新型ゲーミングタブレット「红魔电竞平板3 Pro(RedMagic Tablet 3 Pro)」を発表しました。中国では6月13日から販売を開始し、グローバル市場では7月1日から「RedMagic Astra」の名称で展開するとのことです。価格は12GB+256GBモデルが4000元(約555ドル)、16GB+512GBモデルが4700元(約655ドル)、24GB+1TBモデルが6000元(約835ドル)となっています。
RedMagic Tablet 3 Proは9.06インチのOLEDディスプレイを採用。リフレッシュレートは165Hzに対応し、ピーク輝度1600ニト、全画面輝度1100ニトを実現するそうです。5280Hzの高周波PWM制御により、画面のちらつきを抑制するとしています。最新タッチコントローラ S3930を採用。ゲームの“よく触るエリア”だけをマルチ周波数でサンプリングし感度を局所ブースト 射撃ボタンやスライド移動など決まった位置の操作がよりピタッと反応。汗・雨・水しぶきなど濡れた指でも誤動作せず操作可能。防水コーティングではなくアルゴリズム側で水膜を判別し感度を自動補正(OTAで追加予定)。
プロセッサにはSnapdragon 8 Eliteを搭載し、12GB/16GB/24GBのLPDDR5T実行メモリと256GB/512GB/1TBのUFS 4.1 Proストレージを組み合わせています。RedCore R3 Proチップも内蔵し、ゲーム画面を2K解像度で最大120fpsにアップスケーリング可能だと謳います。
冷却システムには液体金属、大型ベイパーチャンバー、ファンを組み合わせたICE-X Coolingシステムを採用。CPUと充電ICの真下に液体金属を挟み、左右に熱を逃がして循環させることでCPU温度 −13 %、バッテリー周辺 −8%とのこと。ファンにはRGBライティングを搭載し、チップセット温度を最大8℃下げる効果があるそうです。
背面のガラスパネルからは冷却ファンを確認できるデザインとなっています。
バッテリー容量は8200mAhで、「崩壊:スターレイル」をプレイした場合、最大5.5時間の連続ゲームプレイが可能としています。80W急速充電に対応し、20分で50%まで充電できるとのことです。USB 3.2 Gen 2ポートはゲーム中の充電時にケーブルが邪魔にならない側面上部に配置。
外部ディスプレイ出力では、8K/60Hzまたは4K/144Hzでの映像出力に対応するそうです。本体は航空宇宙グレードのアルミニウムをCNC加工で仕上げ、ディスプレイ周辺のベゼル幅は均一に4.9mmに。
周辺機器として影刃3コントローラを用意し、実質「8 インチ級ポータブルゲーム機」に変身できるのが売りとなっています。
「操作遅延と熱ダレを同時に潰した、ゲーム特化タブレット」という位置づけの製品となっています。
項目 | RedMagic Tablet 3 Pro |
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製品名 | RedMagic Tablet 3 Pro |
OS | Android |
プロセッサ | Snapdragon 8 Elite |
実行メモリ | 12GB/16GB/24GB LPDDR5T |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB UFS 4.1 Pro |
画面 | 9.06インチ OLED 165Hz |
解像度 | – |
輝度 | ピーク1600ニト、全画面1100ニト |
バッテリー容量 | 8200mAh |
充電 | 80W |
接続端子 | USB 3.2 Gen 2 |
外部出力 | 8K 60Hz / 4K 144Hz |
冷却システム | ICE-X Cooling(液体金属、ベイパーチャンバー、ファン) |
本体サイズ | – |
重量 | – |
価格 | 12GB+256GB: 4000元 / 16GB+512GB: 4700元 / 24GB+1TB: 6000元 |