Xiaomiは5月22日、同社最上位モデルとなる大型タブレット「Xiaomi Pad 7 Ultra」を発表しました。価格は12GB実行メモリ+256GBストレージモデルが約10万円からとなっています。
新製品は14インチという大型のOLEDディスプレイを搭載しており、解像度は3200×2136の3.2Kに対応するそうです。最高120Hzのリフレッシュレートと、1600nitsの高輝度表示により、屋外でも鮮明な画面表示を実現するとのこと。12bit色深度とP3広色域サポート。
プロセッサには同社独自の最新チップセット「玄戒(Xring)O1」を搭載し、第2世代3nmプロセスで製造された10コアCPUにより最高3.7GHzの動作周波数を実現したそうです。
GPU部分には16コアのImmortalis-G925を採用し、AI処理には6コアNPUを搭載するとのこと。実行メモリとストレージは12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+1TBの3種類から選択でき、LPDDR5TとUFS 4.1の組み合わせにより高速なデータアクセスを可能にするとしています。
バッテリー容量は12000mAhと大容量で、120W急速充電に対応しているそうです。また7.5Wでの有線逆充電機能も搭載し、他のデバイスへの給電も可能にするとのこと。
カメラ機能では、背面に5000万画素の高画質メインカメラ(JN1センサー)、前面に3200万画素の超広角カメラ(OV32Dセンサー)を搭載するそうです。オーディオ面では8つのスピーカーを配置した立体音響システムを採用し、Dolby Atmosや空間音響に対応。
OSはAndroid 15ベースのHyperOS 2を搭載し、AI機能の強化により生産性向上をサポートするそうです。特にGoogle Geminiとの連携により、テキスト生成や画像作成などのAI機能を手軽に利用できるとのこと。
本体サイズは長さ305.82mm、幅207.47mm、厚さ5.1mmで、重量は通常版が609g、ナノ柔光スクリーン版が619gとなっているそうです。
OS | Xiaomi HyperOS 2 |
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プロセッサ | 玄戒O1(第2世代3nmプロセス) 10コアCPU(最高3.7GHz) 16コア Immortalis-G925 GPU 6コア NPU |
ディスプレイ | 14インチ AMOLED 3200×2136(3.2K) PPI: 275 画面比率: 3:2 リフレッシュレート: 最高120Hz タッチサンプリングレート: 最高240Hz ピーク輝度: 1600nits 12bit色深度、P3広色域 コントラスト比: 5,000,000:1 Corning Gorilla Glass 5 |
実行メモリ・ストレージ | 12GB+256GB / 12GB+512GB / 16GB+1TB LPDDR5T + UFS 4.1 |
カメラ | 背面: 5000万画素(JN1センサー、f/1.8、PDAF対応) 前面: 3200万画素超広角(OV32Dセンサー、f/2.2) |
動画撮影 | 背面: 4K(30/60fps)、1080p(30/60fps)、720p(30fps) 前面: 1080p(30fps)、720p(30fps) |
オーディオ | 8スピーカー立体音響システム Dolby Atmos、空間音響対応 4マイク Hi-Res & Hi-Res Wireless Audio認証 |
バッテリー・充電 | 12000mAh(typ)/11800mAh(min) 120W疾速快充 7.5W有線逆充電 PD3.0/PD2.0/MI FC2.0対応 |
接続性 | Wi-Fi 7(802.11 a/b/g/n/ac/ax) Bluetooth 5.4(AAC/LDAC/LHDC5.0対応) USB 3.2 Gen2(最高10Gbps) IPv6対応 |
センサー | 加速度、ジャイロ、環境光(前面・背面)、Flicker、ホール、地磁気、近接センサー サイド指紋認証、状態LED、赤外線リモコン、Z軸リニアモーター |
外部接続 | キーボード磁気接続 ペン磁気充電 |
サイズ・重量 | 305.82 × 207.47 × 5.1mm 609g(通常版) / 619g(柔光版) |
対応フォーマット | 音声: MP3, FLAC, APE, AAC, WAV, AMR, AWB 動画: MP4, MKV, WEBM, 3GP HDR: HDR10, HDR10+, Dolby Vision, HDR Vivid |