ソニーのフラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VII」は、深刻な問題が発生したことで世界中で販売を停止しました。
欧州市場でも例外ではなく、ソニー英国法人は問題の原因を調査中であることを発表しました。
Xperia 1 VIIは端末が突然再起動したり、シャットダウンしたり、さらには電源が入らなくなるという深刻な問題が報告されています。
Sony UKによると、欧州市場では「影響を受ける在庫の範囲を特定している段階」にあるとのこと。この問題が「Xperia 1 VIIデバイスの特定のbatchのみに影響する可能性がある」と説明しています。
つまり、製造された条件・時期によって症状が起き得るということ。逆に言えば、問題のない製造ロットもあるという可能性が考えられそうです。
また、今回の発表に従うと、ソフトウェアではなくハードウェア起因の可能性が非常に高いことが示唆されます。もしかすると製造委託先の変更も影響していそうでしょうか。
Sony UKによると、欧州の顧客への対応が決まり次第、詳細を発表するそうです。それまでの間、重要なデータをバックアップするよう推奨しています。