中国Xiaomiは、中国国内でハイパフォーマンスで低価格なスマホ「REDMI Turbo 4 Pro」を発表しました。
REDMI Turbo 4 ProはREDMI Turbo 4の上位モデル。似たデザインながら、SoCとバッテリーが大幅に強化されています。
カラバリはシンプルなホワイト・ブラックと、中央に線が引かれたようなデザインのグリーンの3色。
側面には剛性の高いアルミニウム合金を使用。筐体はIP66/IP68/IP69の防水防塵設計となっています。
限定モデルとしてハリーポッター特別版も用意されており、デザインや付属品、UIがハリポタ仕様。
画面は6.83型の120Hz有機ELのフラットディスプレイ。最大1800nit全画面輝度、3200nitピーク輝度の明るい仕様で、ちらつきの少ない3840HzPWM調光や2560Hzの最大瞬間タッチサンプリングレートに対応しています。
SoCには発表されて間もないQualcomm Snapdragon 8s Gen 4を搭載。オールビッグコア構成になり、CPU性能が31%向上したうえで、39%の省電力化を実現したといいます。GPUパフォーマンスは49%、AIパフォーマンスは44%向上。Antutu総合スコアでは約240万点を記録したとのこと。
冷却機構には6000mm²のデュアルループ3Dベイパーチャンバーを搭載しています。
ゲームプレイ時には、AIスケジューリングとGPUレンダリングの改善によりネイティブレベルのスーパーフレーム(AIフレーム補間)機能が利用可能です。またAIゲーム機能として、AIによるゲーム分析・推奨機能や、AIが攻略をガイダンスする機能などが実装。
信号管理チップ「T1s」を搭載し、セルラー通信、Wi-Fi通信、Bluetooth通信それぞれのパフォーマンスを高めているとのこと。
バッテリー容量はなんとREDMI Turbo 4よりも1000mAh多い7550mAh。
大容量ながら90Wの高速充電対応かつ4年間耐用できる高寿命仕様で、バッテリー持ちで悩むことはなくなりそうです。さらに、22.5Wの有線給電にも対応し、サブ機兼モバイルバッテリーのような使用法もできます。
カメラにはロスレス2倍ズームが可能な、1/1.95型のSONY製LYT-600を搭載。シンプルなカメラUIで、AI消しゴム機能などの生成AI編集が利用可能。
「REDMI Turbo 4 Pro」は既に中国国内で発売開始しており、価格は1999元(約3.9万円)から。REDMI Turbo 4 Pro FEARURING HARRY POTTER特別版は2699元(約5.4万円)から。
スペックは以下の通り。
OS | Xiaomi HyperOS 2(Android 15) |
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SoC | Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4 |
メモリ | 12/16GB (LPDDR5X) |
容量 | 256/512GB, 1TB(UFS4.1) |
画面 | 6.83型 1.5K(2780×1280) 有機EL 120Hz 全画面輝度:最大1800nit 3840Hz PWM調光 2560Hz瞬間タッチサンプリングレート |
カメラ | 広角(24mm):5000万画素 1/1.95型 0.8μm LYT-600 f/1.5 OIS 超広角:800万画素 |
インカメラ | 2000万画素 OV20B 1/4.0″ f/2.2 |
電池 | 7550mAh 90W急速充電 22.5W有線給電 |
寸法 | 163.10×77.93×7.98mm,219g |
カラー | ブラック/グリーン/ホワイト |
その他 | 画面内指紋認証 ステレオスピーカー X軸リニアモーター IP66/IP68/IP69防水防塵 |